伊達市のイオンモール建設誘致を福島市が反対表明

役に立ったらお友達にも教えてあげて下さい!

イオンモール

▶ イオンモール、福島市が猛反対 伊達市誘致、変更応じず

もう長い間商店街のシャッター街化は地方の顕著な問題となっていますね。

今回福島県伊達市がイオンモールを誘致しようとしたところ、福島市長が反対を表明すると言う事態に。

その理由は隣接する福島市の商店街が大ダメージを受けてしまう、と言うものでした。

実は将来的に地方創生、再生に関する事業をやりたいと思っているので非常に興味深いニュースです。

スポンサーリンク

大型ショッピング施設の地方浸食

この問題は何も福島市だけに留まらず、多分日本各地色々な地方都市で起こっている問題でしょう。

僕の地元ももれなくそうで、もう商店街はシャッターしか見えません。開いてる店なんて20~30軒に1軒あれば良い方なのかな。

正直地元の商店街はもう商店街と言う体をなしていないですし、もちろん誰もそこへ買い物へ行こう等と思いません。

ただこれは個人的な感想なんですが、多分大型ショッピング施設の開業がきっかけでは無いんです。

もちろん拍車を掛けたのは事実でしょう。でも良く思い出せばシャッター街化はもっと前、人口の東京への一極集中が頻繁に話題にあげられている頃から、いやひょっとすると20代の僕が生まれる前から始まっていたんじゃないかと。

そこへ大型ショッピング施設が出来れば、ユーザーはもちろん便利な方へ行きます。そりゃ当たり前です。

本当に再生すべきは今の商店街じゃない

凄く思うんですが、今地方にある商店街って”他に候補が無いから”生き残ってるんだと思うんです。

もちろんそうじゃないお店や商店街もきっとあるでしょう。

でも大型ショッピング施設が建設され軒並み商店街が空洞化するって言うのはそういう事じゃないのかなと。つまり顧客の「仕方ないから」と言うマイナスな理由にあぐらをかいて営業しているからそうなるんじゃないのかなと思うんです。

本当に住人が望んでいる商店街っていうのはもっと活気があって店員さんも生き生きしていて買い物していて楽しい商店街だと思うんですね。

客引きしている姿を見たことが無い

客引きって言っても違法なキャッチみたいな客引きじゃなくて、例えば「今日は○○が安いよ!」みたいなああいう客引きです。

もちろん地方都市はその大部分が車必須の車社会。走る車に向かって声を掛けても仕方ない部分も多いでしょう。

でもそういう努力もせずに、「イオンが出来るからうちはもうダメだ」となっているようじゃそりゃシャッター街化するのは至極当然であって、過去都内の小売店で店長やスーパーバイザーをやっていた僕からすると「何甘ったれたこと言ってんの?」って思っちゃうんです。

例えば都内の小売店だと季節ごとによって顧客に対する驚きや目新しさを持って貰えるよう頻繁にレイアウトの変更(含むA/Bテスト)や季節に応じた飾り付け(今だとハロウィンとかね)をやったりします。

購入者特典をつけたり、他店には無い情報をサービスとして付与したり、そういう努力が無ければ都内の小売店なんて数ヶ月で潰れちゃいます。

そういう努力をしないで、いざ追い込まれると「大型ショッピング施設が悪い」とか「対応しない行政が悪い」って声を聴くと「そりゃ衰退して当然だわ」と思っちゃいます。

商店街再生は官民一体となってやるべき

商店街って言うのは地元の商業の一番小さな単位で、賑わっている街はやっぱり街の居心地が良いものです。

僕がそれを感じたのは広島と札幌の狸小路でしょうか。

もちろん大型電機店や大型ディスカウントストアなんかもありますが、少なくとも商店街全体は活気があるように見えました。

札幌の狸小路は日が暮れると路上ライブしている子がいたりマジックを披露しているパフォーマーがいたり、歩いているだけで結構面白かったです。

もちろん広島も札幌も日本の主要な地方都市なので、更にそれより小さい町レベルの商店街は集客に苦労するのは当然の事です。

それはその地で商売を続けてきた以上とっくに予想できている事で、今更それを言い訳にされても・・・と言うのが正直な感想。

ただ人口減少はどの地方も深刻な問題であって、それはたかが商店街レベルじゃどうしようもありません。

だからこそこういう時に官民一体となって、

「イオンモールが出来る?ふざけんなうちの市の商店街が潰れるだろ!」

ではなくて

「イオンモールが出来る?よし商店街と協力して独自サービスを生み出そう!」

となって欲しいんです。

そうやって再生を果たした商店街じゃないときっとまた衰退するでしょう。ありえないでしょうがもし特に何もせずに再生に成功したら、きっといつか同じ危機にあった時に終わってしまうでしょうからね。

例えば商店街へのアクセス導線を整備するとか雨の日でも駅や主要なバス停直結で行けるようにアーケードを整備するとか、個店ごとじゃなく商店街全体で使える共通ポイントカードを整備するとか。

そういう努力も無しに反対!と喚いているようじゃそりゃ再生なんて出来ません。そんなものユーザーが真に望んでいる形では無いでしょう。きっとそんな商店街、行ってもなんの魅力も無いと思いますよ。

まとめ

個人的には地方へのイオンモールの出店、大歓迎です。だってどう考えても便利ですし。少なくとも自分がその地方在住の人間ならそう考えます。

それを隣接する市の市長が反対なんて言って、もし誘致計画がおじゃんになったらその市長に向かって「このタコ市長ふざけんなよ!」ぐらいの感情は持つと思います笑。

冒頭で書いたように僕自身は地方創生と言う事業をやりたいと考えていますし、そういう意味で商店街の今後については憂うべき部分もあるし興味本位というレベルで考えている事もあります。

今後伊達市のイオンモール誘致がどういう動きを見せるのか、注意深く見守って行きたいですね。