ボーカルが目立って当たり前 バンドは○○である

いつもシェアして頂きありがとうございます!

スポンサーリンク

ボーカルが目立って当たり前 バンドは○○である

よく比較的バンド寄りのファンの方だと、「ボーカルばっかり注目してないで楽器奏者も見た方が良い」みたいな事言いますよね。

一人のベーシストとしては結構嬉しいお言葉です。だってベースって名前だけで世間様から地味ってイメージを持たれていますし・・・笑。

でも、”バンド”としてみた場合間違いとは言わないけれど正解とも言えないと思っています。

ボーカリスト以外が目立つバンド・・・?

世界中を見渡してもボーカリストよりギタリストやベーシスト、ドラマーが目立って注目を集めているバンドってそんなに多くは無いと思います。

もちろん素晴らしい技術を兼ね備えた演奏者が賞賛される事は多々あれど、歌モノバンドでボーカリストより目立つっていうのは、僕ら演奏者からすると通常あっちゃいけない事。

ボーカリストはバンドの顔でありバンドそのものであるからです。

L’Arc-en-Cielはhydeが断トツ一番人気ですし、Janne Da Arcもyasuが、シドもマオ君が。ミスチルもサザンもGLAYもほとんどそうです。

洋楽を見てもQUEENはフレディですしGuns ‘N RosesもそうだしメタリカだってU2だってAerosmithだってそうです。

例外は例えば邦楽だと小室哲也とかYOSHIKIとかかな。ただし彼らはプロデュース能力やパフォーマンス面が突出してますよね。

結局、一般リスナーが一番耳を傾けているのはボーカルなのです。

バンドはカレーライス

これ、色んなところで言ってるんですが最初は「はあ?」って言う反応しか返って来ませんw

でもちゃんと根拠があるんですはい。

カレーライス嫌いな日本人ってあんまりいないですよね。(友人にただ1人だけいます、カレーライス嫌い)

そんなみんな大好きなカレーライス。

バンドはカレーライスに例える事ができると思っています。

まずドラマーはお皿です。

これが無いと話になりません。一番の土台であり、全てを支える重要な役割です。

次にベースはご飯。

無いとただのカレーです。もちろんただのカレーも美味しいんですけれど、やっぱり米食文化の日本人としてはナンより白米すよ白米!

そしてギターはカレーです。

え?ボーカルじゃないの?と言われますが違うんです、メインであると思われるカレーはギターなんです。ギターソロのような華やかさもあり、普通のバッキングでも一般人が聞き取れるような軽快なカッティングや重厚なコード弾き、泣かせるアルペジオなんかでバンドサウンドの花道をひた走るやつです。

欠かせない福神漬けやらっきょうはキーボードやホーンセクション、ブラスセクションなんかです。無くても食べれる、そう無くても食べれるんです。現に3ピースモノで全くその辺の楽器が無いバンドもあります。ただもっと美味しく食べたい時には彩りになれる重要なエッセンス。個人的には福神漬けが入っていないカレーはカレーライスとして認めません。福神漬け最高だぜ!

じゃあボーカルはどこやねん!というヤジが飛んできそうです。

僕はボーカリスト=スプーンだと思っています。

どんなに素晴らしい食べ物でも、それを口に運ぶ手段が無ければ何の意味もありません。素手で食べられれば良いのですが、残念ながら日本人には箸やスプーンで食べる文化があるのでそれはちょっと非現実的です。美味しいカレーライスを確実にその人の元へ運ぶスプーン。こいつがいなかったらここまで作ってきたカレーライスも何の意味も持たないのです。

言葉を使ってそのバンドが作り上げた音に乗せリスナーの耳に届ける。最も重要で最もリスナーに近くて最も影響力が問われるポジションです。

まさかカレーライスをマドラースプーンで食べる人はいないでしょう。ボーカリストが目立たないようなバンドなんて、そういう状態です。

素晴らしい曲を届けるにはそれだけ器の大きなボーカリストが必要。そのボーカリストを上回る存在感を常に発揮している奏者がいるのなら、残念ながらそのボーカリストはボーカリスト失格だと思っています。

だってスプーンの役割果たしてないですし。

僕もミュージシャンに成り立てで初めてCD出した辺りの頃にそう考えるようになって、バンドに対するアプローチが大分変わった気がします。

奏者はボーカリストというスプーンに最高の音を届けてもらう為に”ボーカリストの為”に演奏する、そしてそのボーカリストは”リスナー”に音を届ける。

ちょっとした意識の違いですが、これだけで出音は全然違います。

今回はそんな「こいつ何言ってんだ」の小ネタでした笑。