フランス国歌をイングランドサポーターが斉唱へ

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イングランドサポーターがフランス国歌斉唱

先日起こってしまったパリでのテロ発生から1日半程度たって、次々と色んな情報や生き残った方の生の声なんかも聞かれ始めています。

そんな中、一時は開催中止も心配されたサッカーの国際親善試合、イングランド代表対フランス代表の一戦が予定通り行われる事が決定しました。

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フランス国歌をイングランドサポーターが斉唱へ

イングランドとフランスと言えば同じヨーロッパ圏で地理的な距離も近く、また両国とも強豪国という事で事実上のライバル関係にある国です。

例えばヨーロッパ1を決めるEUROの2004年大会。

この試合でイングランドはジェラードのFKを基点に先制点を奪い後半アディショナルタイムまで無失点で残り数分で勝利と言うところにいました。

しかしそのアディショナルタイムでフランスは当時の10番ジダンのFKから同点。更にその後得たPKを決め奇跡と言われた逆転劇を演じました。

この動画からも分かる通り、イングランドとフランス代表のゲームはとにかく盛り上がりが凄いです。

そんなライバル関係にある国のサポーターが一つのスタジアムで同じ国家を歌う。通常では考えられない出来事です。

全ては一人のツイートから始まった

全てはこのイングランド代表対フランス代表の放送を担当するマーク・プガッチさんのこのツイートから始まりました。

このツイートをきっかけにイングランドサポーターの間でこの試みが広まり、大きなキャンペーンとなっています。

会場はイングランドのホーム、ウェンブリースタジアム

更に今回の試合の会場はイングランド代表のホーム、ウェンブリースタジアムです。日本で言えば国立競技場やさいたまスタジアム2002、横浜国際競技場のようなイメージなります。

つまりサポーターの多くはイングランド人を始めとしたイングランド代表ファンだと予想されます。

通常ではブーイングを浴びせられたりするアウェイの地で、相手チームのサポーター達が「僕らがフランスの国家を歌おう!」と自ら呼びかけてくれる。

フランス代表の選手や関係者の方々にとって、こんなに心強くて温かいアウェイの試合なんて恐らく始めての経験ではないでしょうか。

サッカー界でも不安の声も聞かれる中

サッカー界でもやはり今後のフランス国内が心配されています。

パリ・サンジェルマン(PSG)所属のブラジル代表DFダビド・ルイスはパリに戻る事への躊躇を覚えている旨のコメントを残しているそうです。

こればっかりは批難する事は出来ませんし、ダビド・ルイスの心境は理解できる範疇だと思います。もちろんPSG側は契約を結んでいる以上戻ってくるべきだと思っているでしょうし、ファンだって中心選手であるダビド・ルイスの離脱は望まないでしょう。

だからと言って選手に命の危険を冒して欲しいとは誰も思わないでしょう、非常に複雑な心境を抱える方が多いと思います。

今後そもそもリーグ・アン自体を予定通り開催し続けられるのか?更に来年行われるEURO2016もフランスを開催地のまま実施できるのか?

サッカーだけではなく、花の都パリは様々なスポーツイベントや音楽イベント、それ以上に政治的なイベントも数多く開催される世界的都市の一つです。今後そのようなイベントをどうすべきなのかフランス国内のみならずEU諸国、そして世界全体で考えるタイミングに来ていると思います。

サッカーは夢を与えられますよ

どこかの記事で、確かドイツ代表のレーブ監督だったと思ったんですが今回のテロ事件後「こういう時サッカーは何も出来ない」と言ったような旨のコメントを残していたのを見ました。

僕はそうは思いません。

サッカーは多くの人々に夢や感動を与える事が出来るし、辛い事があっても例え90分だけでも全力で応援する事でそれに熱中する事が出来ます。見ているサポーター側からしたらそういう選手の素晴らしいプレーやひたむきな姿勢に勇気付けられ、頑張ろう!と言う気持ちになります。少なくとも僕はそうです。

今回のこういうキャンペーンが選手や関係者に少しでも勇気を与え、そんな選手達の活躍からサポーターが勇気を貰える。

本当の”選手とサポーターの関係”って言うのは、こういう人達の事を言うと思うんです。

嫌味ではなくて、「ぶちくらせの言葉のイメージが悪い」とか何とか言ってクラブと対立しているサポーター集団がいますが、もう何やってんだと思ってしまいますね・・・。

こういう温かい連鎖が続くと良いですね。

▶ Pray For Paris とはどういう意味?