保育園に入れない問題の何が一番ヤバイのか真剣に考えてみた

役に立ったらお友達にも教えてあげて下さい!

子供

ここ数年、保育園に入れない子供達のニュースが温度感高く報じられてますよね。

保育園落ちた日本死ね!!!が大々的に話題になったり、保育園の建設が周辺住民の反対によって中止になったり。

でもね、これって全部大人目線なんです。肝心の保育園に入る子供の立場から報じられてる記事なんて少なくとも僕が見たところ1個も無いんです。

僕自身子供はいませんが、思うところがあるのでちょっと書いていこうかなーと。

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当人不在の保育園問題

まず一連の保育園問題で騒ぎ立てられてるのって何よりも親の都合が先行します。

そりゃそーだ、実際問題表面上の問題で一番困っているのは親な訳だし。

特に出産してやっと保育園に入れたと思ったら第二子の妊娠が発覚し、再度育休を取ろうとしたところ上の子の保育園退園を命じられた、なんていうのはマジで僕から見てもアホの極みです。やっとこさ入れた保育園を出て行けとかバカも休み休み言えと。この一件は所沢市の保育園で有名になりましたね。

で、やっぱり子供はそんな情報発信出来ないんでやっぱり大人の立場からの意見しか出てこないんです。そりゃインタビューなんかして子供が「(退園は)淋しいから嫌だ」ぐらいは言ったかも知れませんけど。

でもここで本当に危惧しなきゃいけないのって別の所じゃないのかなーと個人的に思っています。

保育園で最も重要な集団生活、協調性

小中と義務教育があり、ここで子供達は一般的な学力をつける訳です。

で、その前の保育園の一番重要な役割って義務教育期間中の小中学生と違って集団生活やそれに伴う協調性を学ばせる事だと思うんですね。

(もちろん小中学校においても集団行動を学ばせると言う部分は非常に大きいと思います。掃除当番や給食当番なんて正にそれですし。)

保育園に通わないという選択肢

血縁に保育園に一切通わなかった子がいます。これは行政の都合ではなく、親の意思ですが。

もちろん僕にはサンプルがその子しか居ないので100%そうだ!とは言い切れないんですが、正直この子は協調性がありません

小学校入学後も中々友達が出来ないし、初対面の人に挨拶も恥ずかしがって中々出来ない。

これって、その子供の個性でしょうか?

僕は違うと思います。

それまで大勢の他人と触れ合う機会が無かった子供をいきなり1クラス30人ぐらい居る小学校に放り込んだら、誰だってこうなると思います。

いえ、決して保育園に行ってないとこうなると言いたい訳じゃないんです。でも想像すると他人との接触を経験した事が無い子がどういう想いで毎日小学校に通っているか、可哀想なんじゃないかなと思っちゃうんです。

もちろん友達に恵まれたり、良い先生が仲を取り持ってすぐ仲良くなれたりするケースもあるでしょう。でもそうじゃない子も居るし、そうじゃない環境もあると思うんです。

ベビーシッタという選択肢

僕の理論で言えば、ベビーシッターは無いのかなーと思います。

もちろんそういう教育方針が良いと言う場合もあるでしょう。ベビーシッターという職がずっと無くならずあるのはそういう事でしょうし、決してベビーシッターという職に従事している方を否定するつもりはありません。

ベビーシッターの最大のメリットは”専任”であると言う事。ついてくれたベビーシッターさんが非常に優秀な方だった場合は学力向上や簡単な家事等を楽しく教えてくれるかも知れません。

ただやっぱり小学校に入学するまでにある程度集団生活をしていた方が良いと僕は考えているので、そういう観点から言うとベビーシッターは選択肢に入らないと考えています。

時代の変化に伴う集団行動の練習場所

昔、と言っても僕もまだ20代なんでもっともっと昔になるでしょうけれど、ここ数十年で日本は間違いなく核家族化が進行し世帯人数は確実に少なくなっていると思います。

一昔前では両親だけじゃなくおじいちゃんおばあちゃんと一緒に生活するとか兄弟が多いとかで人数は保育園程じゃないにしろ、そこそこの人数の家族なんてのもあったんじゃないかなと。

で、時は流れ今の時代特に都会になればなるほどその核家族化が深刻でこの世の中ですから兄弟も居て1~2人程度、1家族多くて4~5人てなところでしょうか。

やっぱり昔に比べて確実に規模が小さい集団(家族)での生活しか体験できないと思うんですね。

それを最も手軽に、かつ幼児教育も含め確実に行えるのが保育園という場所だと思うんです。

最も危惧すべきは保育園に行けない子供自身

親の都合がクローズアップされるのはわかります。

発信する側も受け取る側も全員大人なんだから当たり前です。それが決して悪いとは思いません。むしろこれから子供を育てていかなきゃならない親の声はもっともっと大きくなって良い。

ただ、本来最も重要視されなくちゃいけないのは子供自身だと思うんです。

親や周りの大人や行政の都合で振り回される子供達の事をもっと考えてあげて欲しいなーと。

ここまで保育園不足、保育園問題が表面化すると無責任な大人が金儲けしか考えずに適当に運営する保育園だって出てくるかも知れません。

その時一番危険に晒されるのは子供自身だし、子供達は自分で自分の身を守れません。

そういう環境を作らないように今親になっている人はもちろん、これから親になるであろう僕らももっともっと問題を真剣に考えねばならない。

ふと、今日近所の保育園の子供達の元気な声を聞いて思いました笑。