副業解禁時代だからこそもう一度考えたい副業に対するマインド

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厚生労働省が働き方改革の一環として副業の解禁をすると話題になった2017年。

昨年中に早速一部の企業が副業を解禁して、これから副業によって個々人のライフスタイルが大きく変わってくる時代になりました。

今日はそんな副業について、現在進行系で副業を実践している僕が考えている副業に対するマインド、考え方を改めて書いていきたいなと思います。

副業がもたらす物は経験か、富か

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そもそも副業解禁ってなんで急激にそんな話題になったかって言うと、これはもう色々な人の思惑が一致したからに他ならないと思っています。

まず国。

これはもう簡単です、人手不足が叫ばれ少子高齢化社会の人材確保をするためには認めざるを得ません。

ただえさえここ10年ちょっとで引きこもりやニートが社会問題になっているのに、これから確実に進行する少子高齢化社会は日本にとって最大の悩みの種です。

更に続いた不景気、上がるばかりの税金によって国民の消費マインドは確実に低下しました。

日銀の黒田総裁は消費マインドは確実に向上している、なんて良く言いますがそれを実感している人の方が少数じゃないのかなあと思います。

そして副業を解禁し副収入を得る人が増えれば、それだけ税収が増えます

一億総活躍社会を掲げる安倍政府にとっては、労働人材の確保と税収の向上は急務と言えます。

次に企業。

企業から見ればメリットよりデメリットが先行する気がしますが、従業員が他社で別の経験を積み会社に還元してくれれば会社の成長にとっては良い事です。

ただ恐らくどの企業も自社と競合する企業への就業は禁止、ないしは難色を示す事が予想されます。

またどの会社でも入社時に社内秘の漏洩を服務規程違反としているはずですので、その辺の管理能力や労働者のモラルも更に問われる時代になると思われます。

最後に労働者、つまり我々自身。

これは単純に年収の向上でしょう。

・・・と思われるのであれば一度考え直して貰いたいです。

今日はここを本題にお話していきたいと思います。

副業時代に考えたい、本当にそれで良いのか

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副業ってぱっと考えると「収入を増やせる!」って思うと思うんです。

例えば今仕事を抱えているあなたが副業と聞いて何を思い浮かべますか?

コンビニやスーパーのレジ打ち?

コーヒー店の店員さん?

目先の時給を得る手段としては手軽で手っ取り早くてそれはそれでOKだと思うんです。

だけど僕は労働者側の立場だけで考えると、将来に向けてもうちょっと違う取り組みをしてみても良いと思っています。

その職が将来に渡って存在するのか

今どんな仕事をなされているかは僕には分かりませんが、仮にそれが特に専門的な技術が必要無いものであれば今後いつになるかは分かりませんが機械に、つまりAIに置き換わっていくのではないかと予想しています。

例えば僕は以前携帯電話の販売を行っておりました。

携帯電話の販売って一見専門的な知識が必要なように思えるんですが、実は細かいプランの組み合わせや注意事項なんていくつかのパターンしか無いんです。

だったらその組み合わせさえAIが学習してしまえば、わざわざ店員さんから買う必要って一切無いんですよね。

家電量販店で端末を買ってきて後はネット上で手続き、後日郵送されてくるSIMカードを差せばすぐに使えます。

・・・あれ、これって既存の格安SIMでも全く一緒ですよね?

こうやって少しずつAIならずともインターネットと言う現代社会に必須なインフラに既に様々な物が置き換えられつつあります。

少なくとも僕は携帯電話販売業に従事していたからこそ、携帯電話販売業は確実に置き換えられていくと強く感じています。

もっというと地域によりますが電気についてはメーターを見て料金算出をするおばちゃん、見なくなりましたよね?

都内じゃ最近の物件はほぼ100%スマートメーターに置き換わっていてわざわざ目視する必要なんてありません。

勝手にデータ化されてるんですからただ単にそのデータの収集、登録、顧客への通知、支払い管理をするだけです。

これ全部人手なんていりませんからね。

このように小売業なんかはAI置き換えの急先鋒だと思います。

もちろん受けのレジ打ち等と違い攻めの自ら営業を掛けるスタイルだと”人と人との繋がりで成約になる”ケースも往々としてありますのでまだまだ先でしょうが、この先テクノロジーが人間の思考を完全に理解しないとは言えません。

そうなった時に寝て食べてが必要な人間より、基本的に無休憩でいけるテクノロジーの方がよっぽど優秀ですよね、24時間365日フル稼働出来ますから。

するとどうでしょう、企業は定期的なコストが必要な人間よりも購入時の費用とメンテナンス費で済む機械を選びませんか?

企業もボランティアじゃないですから、そうなってしまうのは当たり前の事だと思います。

勿論その費用も最初はバカみたいな高いんでしょうが、一般層に浸透するのは時間の問題です。

例をあげればソフトバンクのペッパー君、大型ショッピングモールなんかでは最早子供にすら飽きられてる感ある彼ですが、実は本体なんて20万ぐらいで買えちゃいます(別途通信費等で結構掛かるんですけどね…笑。)

対して人間を雇う場合、額面上の給与以外にも社員教育に掛ける費用やら各種保険やらなんやらで大体給与の1.5倍ぐらい掛かるようです(これは僕が会社員時代に人事部の方から聞いた話ですが)。

つまり仮に月収20万だとしたら約30万が月辺り掛かるコストになる訳ですね。

もし仮に人とロボット、同じ能力だとしたらそりゃあ低コストなロボットを選びます。

僕は少しずつ世間がそう置き換わっていくと思っています、だからこそ危機感を持って目先のお金だけじゃなく、将来に渡って考えて欲しいなあと思っています。

本当に人生80年?

ちょっと余談なんですが、もし今20代30代ぐらいで将来設計として老後まで考えている方が居るとすれば、本当にその通りに行くと思いますか?

僕はちょっと懐疑的で、僕らが80歳90歳になる頃には日本人の平均寿命って下手したら100歳超えてるんじゃないの?って思ってます。

いきなりトンデモ話なんですが、医学の進歩って凄まじい物で数年前の京都大学・山中教授のIPS細胞なんかもそうですしゲノム医療なんかも急速に進歩しています。

日本人の平均寿命って今でこそ男女共に80歳を超えていますが、ほんの70年ぐらい前って50歳あるか無いかだったんですよね。

ところがここ半世紀ぐらいで急激に伸びました、それも1.5倍以上です。

死と医療との狭間にはモラルがついてまわりますが、もし人間の「死にたくない」と言う欲求がモラルの基準を超越したら、恐らく人間の寿命って近い将来10年20年は伸びるんじゃないかなと思っています。

だって半世紀で1.5倍ですよ?

僕ら20代が平均寿命である80歳を迎えるのは後50~60年後、半世紀あります。

その半世紀で寿命がもう1.5倍にならない保証はありませんし、もし仮にそうなったら老後のモデルケースなんて全部吹っ飛びます。

だからと言って「よし、じゃあ将来寿命はきっと120歳になるだろうからそれを見越して将来設計だ!」なんて今から吹聴してたらただのアホ呼ばわりされて終わりでしょうが、そういう将来になった時に対処できるぐらいのマインドを持っていた方がまあ気が楽かなーと笑。

今ではトンデモ理論がちょっと経つと常識になってた例なんて数多あります。

常に時代時代に乗っていけるマインドってのは、やっぱり重要かなあと思います。

ただしこれから後述する話がそのマインドに直結するかというと正直なんとも言えません。

ましてそれで年収が確実に増える!なんて口が裂けても言えません、それは自分だけじゃなく周りの環境次第ですから。

ただ可能性の一つとして、読み進めて頂ければ幸いです。

自己投資って有り?無し?

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ここで一つ検討して頂きたいのが”自己投資”です。

自己投資って凄く漠然とした言葉で、資格取得やらダイエット等の美容面やらもう色々ありますよね。

結論から言うと、本当になりたい自分像があるなら僕は是非やるべきだと思います。

自己投資の考え方

僕は個人投資家ですので投資に触れる機会が多いんですが、資産を増やす目的であるいわゆる金融商品への投資と自己の成長を目的とした自己投資は明確に別物です。

自己投資は文字通り自分への投資、多くの自己投資は資格取得の勉強だったりダイエットの為にジムに通ったりと多少なりとも費用が掛かるものが多いです。

つまり先程挙げたような副業の例とは全く対極の出費を伴う物なんですね。

じゃあお金が掛かる!そんなの意味無い!って言うのはちょっと早すぎる決断だと思っています。

これは個人投資家としての僕の基本的な考え方なんですが、投資って言うのは時間と資金を分散してリスクを可能な限り抑えると言うのが基本中の基本です。

良く聞く株やFXで全財産を失った、みたいなのはこのどちらもリスク分散せずにハイリスク・ハイリターンで立ち回った結果です。

自己投資も同じで、いくら身につけたいスキルがあった所で時間も資金も分散せずに似たような参考書を大量に買って流し読みしたところで早々スキルや知識なんて身につくものじゃないです(勿論それが可能な方も居るでしょうが)。

これ結構当てはまる方多くないですか?本を買って勉強した気になって終わってしまうって方。

自己投資も分散が基本!長い目で見て考えよう

僕はろくに受験と言う物を経験した事が無いんでちょっと説得力が欠けるんですが、受験勉強って例えば高校の3年間で学習した内容を再度学び直したりしてやるものですよね。

もっといえば高校生で習う学習内容は中学校、はたまた小学校で学習した事を基礎に行うもので、大学受験までになんと12年間と言う時間を分散させて行っている事になります。

更に段階的な学習を行う為の授業料も同じように分散させています。

だから入学と同時に「はい!入学おめでとう!じゃあ学費3年分払って下さい!」なんて事にはならないですよね。

とってつけたような一夜漬けの知識で難関校を突破できる程世の中甘くないのと同様で、やっぱり新たな知識を身に付けるってのは早々に出来ないもんです。

だからこそもし明確に将来なりたい自分像がある方は安易に「副業!じゃあコンビニバイトしよう!」と考えずに将来の自分の為に投資して欲しいなーと思っています。

  • 月給は手取り15万程度、昇給も見込めない
  • 大企業はベアで盛り上がっているが、中小企業には関係無い

こんな環境下に居るのであれば違う将来を目指すのは一つの方法だと思います。

こんな自己投資はやっちゃダメ

じゃあどんな自己投資をやろうかな?と考えた時に何が思い浮かべました?

例えば比較的多いのが英語の語学力とかでしょうか?

個人的には「ただ何となく英語喋れた方が転職にも有利だよね」って考え方には賛同出来ません。

恐らくですが、それあんまり続かないと思います…笑。

と言うのも僕が本当にそうなんですが、”目的が無い自己投資”って本当失敗するんですよね。

漠然と英語が喋れたら良いな、ぐらいじゃほとんどの方は続かないです、僕の周りを見てもそれで実際にスキルを身に着けてる人ってほぼ皆無ですから。

そうじゃなくて例えば英語を喋れるようになりたい!と思うのであればもっともっと時間を掛けてイメージして欲しいんです。

「なんで英語が喋れるようになりたいのか?」

「もし英語に不安が無ければ外資企業や社内言語が英語である楽天のような企業も選択肢に入る」

「じゃあ外資企業って一言で言ってもどんな企業で働きたいのか?」

「外資企業であれば個人的に興味もある金融が良い」

「外資の金融、英語は日本支社ならむしろ要らないんじゃない?それよりだったら金融知識の方が必要じゃない?」

とまあこんな感じで、掘り下げて行けば本当にそれが必要かどうか具体的に判明すると思うんです。

勿論あなたが漠然と考えて実践しスキルを身につけられるタイプの方だと素晴らしいんですが、僕を含め多くの人間はそれが中々出来ないんですよね…笑。

この時組み込んで欲しいのが、「自分がやりたい事」なのか、「好き」なのか「嫌い」なのか。

いくら年収が高くてもそれが自分がやりたい仕事じゃない場合、モチベーションが続きません。

多くの方は失敗するでしょう。

だから好きや嫌い、興味があるないと言う個人的な感情は自己投資マインドに大いに取り入れて下さい。

と言うかそれが礎です、やるのは自分なんですから自分の嗜好を最大限取り入れるべきです。

自己投資が絶対必要とは限りません

ここまで自己投資を検討すべきと言っておいてなんじゃそりゃ!と言われそうですが、自己投資が100%必要とは限りませんよ。

金銭的に、時間的に、環境的に、様々な理由で実践出来ない方だっています。

いつかは何らかの自己投資を経験して貰いたいな、とは本音で思いますが環境がそれを許さないと言う方はまずその環境を変える努力が必要です。

その努力も広義で言えばもしかしたら自己投資と言える行為かも知れませんね。

何も僕は自己投資と言う行為を煽りたい訳じゃありません。

ただ単に、目先の小さな利益を手にして満足するのではなくもっと広い目で見てそれより大きな利益を目指す人が増えればもっとみんな豊かになるんじゃないか、と考えています。

だからみんな自己投資しよう!やらなきゃ損だよ!とは言いません。

だけど可能性はいっぱいある、それは一度冷静に考えて欲しいなあと思います。

余談ですが僕は本業が音楽業、副業としてブログ執筆と個人投資家と言う立場でしたが、最近ではいよいよ副業の収入が本業を逆転しそうです。

こうなったらもうどっちが本業か分かりませんね・・・笑。

副業解禁、だからこそ一度立ち止まって考えてみよう

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今までは社則等で禁止されている事も多かったであろう副業が、今度は政府の後押しによって徐々に解禁される流れになってきています。

当然副業が認められていない企業もまだ多く存在していると思いますし、いくらお国のお墨付きとはいえ難色を示す経営者や上司も非常に多いでしょう。

それ自体が道半ば、そして茨の道である副業。

環境さえ許せば、選択肢は多くあります。

だからこそ今一度冷静になって冷静に考えて欲しいんです。

本当に自分が求めているもの、なりたい姿なんてのはいつになっても考えて良いものです。

夢を持って良いのは青春時代だけ、そんな制約どこにもありませんから笑。

オピニオン
この記事を書いた人

現役サポートミュージシャン、その他FXやサイト運営で生計を立てています。テクノロジー系の事も好きだったり。
大体1ヶ月にブログだけで40代~50代サラリーマンの年収ぐらい稼いでます。

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