Philips Hueアプリの初期設定手順まとめ 接続から設定までAlexa連携まで

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Philips Hue App

家庭用IoTランプの本命、Philips Hueシリーズは基本的に全ての操作をHueアプリ上から行います。

機能が沢山詰まったHueアプリの初期設定、使い方を解説します!

当記事は主にiOSを用いて解説しております。
Androidユーザーの方も基本的な操作は同じだと思いますが、適宜読み替えて下さい。

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Hueアプリ設定手順

まず前提として、Hueアプリを利用する為にはルーターと繋ぐHueブリッジと以下のいずれかの製品が必要です。

詳しくは以下のレビュー記事を合わせてお読み下さい!

初期設定

まずはアプリとHueブリッジの接続、各種ライトとブリッジの接続を行いましょう!

Hueブリッジの接続

HueブリッジはPhilips Hueシリーズを使う場合に必要なハブです。

導入コストは上がってしまいますが、ハブが無い製品に比べWi-Fiルーターの接続台数を逼迫ひっぱくさせ無いという絶大なメリットがあります。

Hueアプリダウンロード

まずはApp StoreもしくはGoogle PlayからHueアプリのダウンロード&インストールを行います。

アプリは当然無料です。

Philips Hue

Philips Hue

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接続

それではHueアプリ上から接続していきましょう!

HueApp - 初期設定
まずはHueアプリとブリッジを接続します。しばらく待っているとHueブリッジが検出されるので、接続をタップします。
HueApp - 初期設定
続いてHueブリッジ本体のボタンを押すように指示されます。ボタンを押すとすぐに接続され、これでブリッジの接続は完了です!
HueApp - 初期設定
始めて接続する時、HueをSiriで音声操作するための許可を求められます。Siriを使う場合はOKをタップします。
HueApp - 初期設定
続いてブリッジとライトを紐付けていきましょう!右上のSkipをタップします。
HueApp - 初期設定
まずはルームを作成します。ルームは文字通り部屋の名前でOK。後から編集や作り直せるので、とりあえずリビングや書斎等を入力すると良いです。
HueApp - 初期設定
アイコンやルームの名前を入力します。
下の方に設置したランプが一覧で表示されるので、そのルームに属する物にチェックを入れましょう。
HueApp - 初期設定
これでルームの作成、ルームとライトの紐付けができました。次へをタップします。
HueApp - 初期設定
これでHueアプリを使ったHueブリッジとライトのセットアップはひとまず完了です、お疲れさまでした!

まだこれだけだと簡単な初期設定ですが、もしご自宅の一部屋でのみ使うのであればこれでほぼ完了です。

例えばリビングと書斎のように複数にまたがる場合は

  1. 設定
  2. ルームとゾーン
  3. 新規作成

と進んで行くと同じ手順でルームの作成やライトの追加ができるので、お部屋に合わせて設定して下さい。

Hueアプリでできる事

Hueアプリ上では様々な事が行なえます。

  • 単純なライトのオン/オフや調光、調色
  • ルームやゾーンでまとめてオン/オフ、調光、調色
  • 帰宅や外出、日の出や日没に合わせてルーティーンセット
  • 追加ライトのセットアップ
  • ウィジェットの作成
  • ソフトウェア更新

ライト単体の操作

ライト一つ一つの操作が行えます。

メインの住宅タブにはルームやゾーン毎に分かれているので、目的のライトがあるルームやゾーンをタップして選択します。

ライト一覧が表示されるので、ここで以下の操作が可能です。

  • ライトのオン/オフ
  • 調光(明るさ変更)
  • 調色(色変更)
HueApp - ルーム内のライト一覧
ルーム内の一覧から個別に点灯/消灯が可能。
HueApp - ルーム内のライト詳細
一覧からライト名をタップすると、詳細画面からも点灯/消灯の選択が可能。

ライトのオン/オフは一覧からもできますし、一覧をタップして表示される詳細画面でも行えます。

また、オン/オフボタンの下にスライドバーを左右に動かすと明かりの強さも変更できます。

右へ行くほど明るくなるので、絶妙な調整もここで行なえますね!

詳細画面の真ん中に表示されているカラーパレットは自由に動かす事ができ、約1,600万色から好みの色を選択できます。

HueApp - ライト色切り替え
スライドバーの右下にあるボタンをタップするとライトの種類を変更可能。

スライドバーの右下には2つボタンが配置されていて、上が約1,600万色から選べるカラーモード、下がいわゆる電球(白色~昼白色)モードです。

特にカラーモードで無くて良いよ!という方は電球モードの方が色を選びやすいので、お好みの方を使ってみましょう。

ルーム・ゾーン

ライトのオン/オフや調光、調色はルームやゾーン全体でも行えます。

ちなみにルームとゾーンの違いは以下の通りです。

ルーム部屋全体
ゾーン部屋の一部のユニット(テレビ周辺等)

例えばリビングの天井に4つ、テレビ周りに2つHueが設置されていたら同じリビングには計6つのHueが設置されている事になります。

ルーム全体では6つですが、部屋全体を少し暗くしたい、テレビ周りだけ消灯したい。

こういう状況で役立つのがゾーンで、その部分を構成する物だけを個別にゾーン化しておくと便利です。

一応ゾーンはまだβ版という扱いで、正式採用されているものでは無いようですがルームと同じように使用できます。

ルーム・ゾーンは個別のライト操作と同じようにオン/オフや調光、調色が行えます。

HueApp - シーン
シーン選択で複数のライトも一気に好みのライティングができる。

何種類かプリセットされているシーンを選んだり自分でシーンを作成する事も可能。

特に集中する、くつろぐのようなプリセットは手軽に部屋の雰囲気を変えられるので便利です。

自分でシーンを作成したい場合は左上の新規作成からシーン作成が行えます。

あんまりやる人はいないと思いますが、部屋のライトを明るさも色もバラバラにするなんて事もできます笑。

帰宅や外出、日の出や日没に合わせてルーティーンセット

HueApp - ルーティーン
帰宅したら、外出したら、のように○○したらという条件で点灯や消灯を設定できる。

Hueアプリ上はルーチンと表示されている部分で様々な自動化が設定できます。

特に便利なのが帰宅&外出でしょうか。

事前に「外出先からコントロール」という設定を有効にすると、外出時は自動消灯、帰宅時は自動点灯という設定が行えます(自動点灯は日没後のみ有効にもできます)。

極端な話、自宅の全てのライトをHueで管理すれば一切電気の操作をしなくても良い事になります。

外出先からコントロールは別途Hueアカウントの作成が必要になります。
Hueアカウントを作成後、もう一度Hueブリッジのボタン操作で紐付けが必要なので設置時に一緒に設定しておきましょう。

追加ライトのセットアップ

新しくHueライトを追加した時に、新規ルームやゾーンへの割り当て等の追加が行えます。

ウィジェットの作成

HueApp - ウィジェット
ウィジェットを設定すると、ルーム毎等に一気に点灯/消灯をHueアプリを開くこと無く行える。

iOSの場合ホーム画面を左にスワイプすると色々な情報を一度に確認したり操作できるウィジェットエリアが表示されます。

ここにHueアプリのウィジェットを作成し、Hueアプリを開かなくても点灯/消灯が行えるようになります。

ソフトウェア更新

HueApp - ソフトウェア更新
Heuライトのソフトウェア・アップデートをHueアプリ上で行える。

セキュリティ対策等で稀にHueライトのソフトウェア・アップデートが必要になります。

ソフトウェア・アップデートはHueアプリ上で行いますので、たまに確認すると良いでしょう。

HueアプリとAmazon Alexaの連携

Hueシリーズの大きな特徴の一つが、Amazon AlexaやGoogle Home、LINE Clovaと言ったスマートスピーカーと連携可能な事。

僕はAmazon Alexaを愛用しているので、ここではHueとAlexaを連携させ「アレクサ、○○の電気をつけて/けして」で操作できるようにしていきましょう!

もちろんAmazon Alexaが必要になります、我が家ではEcho Dot、Echo Spot(Spotは販売終了、今後はEcho Show 5になります)を愛用しています。

僕は試した事が無いのですが、恐らくAmazon Alexaデバイスが無くてもスマホのAmazon Alexaアプリ単体でもOKだと思います(未検証な為自己責任でお試し下さい)。

連携設定

それでは実際にHueとAlexaの連携を行っていきましょう!

連携の設定はAlexaアプリから行います。

Amazon Alexa

Amazon Alexa

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Amazon Alexaアプリを始めて使う方は初期設定を済ませておいて下さい。

Hueスキルの有効化、連携

Amazon Alexaアプリ - Hueスキル設定
まずは画面右下のデバイスタブをタップします。
Amazon Alexaアプリ - Hueスキル設定
画面下部に表示された「スマートホームスキルを有効にする」をタップします。
Amazon Alexaアプリ - Hueスキル設定
虫眼鏡マークをタップして検索バーに「Hue」と入力。色々出てきますが、Philips Hueアイコンのスキルをタップします。
Amazon Alexaアプリ - Hueスキル設定
有効にして使用するをタップします。この後Hueアカウントが必要になりますが、未取得の方は次の画面で登録して下さい。
Amazon Alexaアプリ - Hueスキル設定
Amazon AlexaのHueスキルとHueアカウントの紐付けを行います。
Amazon Alexaアプリ - Hueスキル設定
既に登録済みの方はログインを、未登録の方はユーザー登録を行って下さい。Hueアカウントはもちろん無料で利用できます。
Amazon Alexaアプリ - Hueスキル設定
Hueスキルを使う上での注意が表示されます。「はい」をタップします。
Amazon Alexaアプリ - Hueスキル設定
これで連携が完了しました!左上の「完了」をタップして下さい。

ここまでの作業でひとまずAmazon AlexaとHueの連携が完了しました!

続いてデバイスの選択を行います。

デバイスの選択

先程の画面で完了をタップすると自動的にデバイスの検出画面へ移管します。

Amazon Alexaアプリ -端末連携
自動的に移管した画面の下部、「端末を検出」をタップします。
Amazon Alexaアプリ -端末連携
ルームやシーンも読み込むのでかなり多く表示されます。「デバイスを選択」をタップします。
Amazon Alexaアプリ -端末連携
ライト1個ずつ、ルーム、シーン、すべてのHueライトと表示されますが、1個1個登録する必要があります。チェックを入れて「デバイスをセットアップ」をタップします。
Amazon Alexaアプリ -端末連携
最終的に「すべてのデバイスがセットアップ済みです」になれば準備完了です!

これでようやく準備が整いました、早速Alexaで音声操作してみましょう!

AlexaのHue音声コマンド

Alexaを使ったHueライト操作は

  • ライト単体
  • ルーム/ゾーン毎
  • 全てのライト

と言った単位で操作ができます。

例えば「アレクサ、リビングの電気を消して」と言うと、リビングというルームやゾーンの配下にあるライトが消える、と言った具合です。

音声コマンドは主に点灯/消灯、調光、調色の他シーンもあります。

点灯/消灯

  • アレクサ、リビングの電気をつけて
  • アレクサ、書斎の電気を消して

調光

  • アレクサ、リビングの電気を50%にして
  • アレクサ、書斎の電気を10%下げて

「○○%にして」という数値指定はもちろん、「○○%下げて」という今の明るさから相対値として下げる操作もOKです。

1%単位で調整可能なので、「もう少しだけ・・・」という要望も叶えられます。

調色

  • アレクサ、リビングの電気を赤くして
  • アレクサ、書斎の電気を青にして
  • アレクサ、ダイニングの電気をホワイトにして
  • アレクサ、廊下の電気を電球色にして

微妙な言い回しの違いも反応しますが、青はOKでもブルーはNGだったりと微妙なクセがあります・・・笑。

シーン

シーンはプリセットで色々登録されていますが、ちょっと言い回しが独特です。

例えば書斎で「くつろぐ」のシーンをオンにしたい場合は「アレクサ、くつろぐの書斎をオンにして」と言った具合。

「<シーン名>の<ルームorシーンorライト名>をオンにして」という式です。

僕は主に

  • くつろぐ
  • 集中する
  • 読書をする

の3つを使いますが、お気に入りのシーン名を覚えておくと良いでしょう。

上記では「アレクサ、○○の電気を○○して」と言っていますが、電気は言わなくてもOKです。
例えば「アレクサ、書斎を消して」でもちゃんと消灯してくれます。

Alexa連携で音声操作のみで完璧にコントロール可能

実際に試して頂くと分かると思いますが、ご自宅の全てのライトをHueに変える事で壁面スイッチを一切触る事無く操作できます。

もう少し寝ていたい時電気を消すとか、消し忘れた電気を消す。

逆に頑張って起きるぞー!という時にベッドの中にいながら電気をつける。

非常に手軽に電気の点灯/消灯を始めとした操作が行えるようになりました!

Hueアプリのまとめ

Hueアプリを使う事でHueライトの統合操作が可能になります。

IoTライトであるHueライトを使いこなす上で、Hueアプリの使いこなしは必須。

必要な設定をしっかり終わらせて日常使いこなせるようにしておきましょう!

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