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新型ヴェルファイア エグゼクティブラウンジZがついに納車!全解剖レビューします!

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新型ヴェルファイア

けんちゃん(@braveryk7)です!

ついにこの時が来ました・・・

2017年末に発表されたトヨタ新型ヴェルファイアハイブリッド30系後期エグゼクティブラウンジが無事納車されました!

という事でどこよりも詳細なオーナー目線でのレビューをお届けします!

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新型ヴェルファイア エグゼクティブラウンジは何が変わったの?

新型ヴェルファイア - ライトオン
新型ヴェルファイア – ライトオン

昨年末ヴェルファイアがモデルチェンジを発表しましたが、今回はいわゆるマイナーチェンジと言う主に細かい部分を前モデルから修正したモデルチェンジとなっています。

しかしながらその修正がマイナーと呼ぶには大きく変わった事から、ビックマイナーチェンジ呼ばれているとかなんとか・・・(なんだかよく分からない感じですね笑)

大きく変わった点は

  • ボディ前面のフェイスデザイン、後方テールランプ周りのデザイン変更
  • 全グレードにトヨタセーフティセンス(安全装備)を標準搭載
  • 最上級グレードのエグゼクティブラウンジにエアロモデルが登場
  • エグゼクティブラウンジに白色シート&木目パネルが登場
  • V6 3.5Lエンジンが刷新、更にATギアも6速→8速に多段化
  • 前面のライトが2眼→3眼に

と言ったような内容になっています。

他にも細かい部分(ウインカー/ハザードランプが横に流れるようなシーケンシャルウインカーを採用等)で変更はあるんですが、なんと言っても今どんどん技術進歩が進んでいる安全装備が全グレードに標準採用された事でしょう!

高速道路での半自動運転はびっくりする程快適ですし、いざという時に緊急ブレーキを掛けてくれたり走行中の車線からはみ出したら警報音を発してくれたりと至れり尽くせりです。

僕が購入したグレード

新型ヴェルファイア - エグゼクティブラウンジロゴ
新型ヴェルファイア – エグゼクティブラウンジロゴ

ここでちょっとだけ僕が購入したグレードの詳細をご説明します!

今回僕はヴェルファイアハイブリッドの最上級グレードであるエグゼクティブラウンジZ(Executive Lounge Z)というグレードを購入しました。

このエグゼクティブラウンジZは先述した、前期モデルにはなかった最上級グレードのエアロモデルになります。

ヴェルファイアのグレードの中で最も高価で、車両本体価格は約750万円と国産車の中でもかなり高価な部類となっていますね。

というのもこのグレードの主要顧客は主に運転手に運転を任せる企業の重役や芸能人等が多いらしく、僕の担当営業さんに聞いたところエグゼクティブラウンジのシェアの8~9割がそういう方々との事。

少なくとも担当営業さん自身は個人で購入するのは僕が始めてとおっしゃっていました笑。

という事でこのグレードは本当に二列目でくつろぐ方々が多く乗っていて、自分で運転するという方はもしかしたら少ないのかも知れません。

え?僕ですか?運転手を雇う余裕なんてありません!

オプション

今回選んだエグゼクティブラウンジにはほぼ全てのメーカーオプションが標準搭載されています。

他グレードではオプション扱いの

  • LED3眼ヘッドランプ
  • アダプティブハイビームシステム(ハイビーム時先行車や対向車のみ遮光するシステム)
  • インテリジェントクリアランスソナー(低速時の衝突回避システム)
  • ブラインドスポットモニター(隣の車線の60m以内に車を検知するとサイドミラーでお知らせ)
  • デジタルインナーミラー(車両後方のカメラ映像をルームミラーに投影)
  • パノラミックビューモニター(車両を上から見たような映像をナビに表示するシステム)
  • シーケンシャルターンランプ(外側へ流れるようなハザード/ウインカー)
  • LEDコーナリングランプ(ウインカーやステアリングに連動し右左折時斜め前方を照らす)
  • T-Connect SDナビゲーションシステム(メーカーナビ)
  • JBLプレミアムサウンドシステム(17スピーカー)
  • リヤシートエンターテインメントシステム(2列目から楽しめる12.1型ディスプレイ)

この辺が標準装備されています(書いてみたらめっちゃあった・・・笑)。

新型ヴェルファイア - エグゼクティブラウンジ専用ホイール
新型ヴェルファイア – エグゼクティブラウンジ専用ホイール

他にもエグゼクティブラウンジはホイールが専用のものだったり、シートがプレミアムナッパ本革というメルセデスベンツ等の一部上級車で使われているナッパレザーを使ったシートだったり、フロントのメーター色がエグゼクティブラウンジ専用色のゴールド色だったりと細かいインテリア等も違ってきますね。

という事で、エグゼクティブラウンジにはオプションがほとんどありません、というかほとんど標準装備されています。

僕が数少ないオプションで付けたのはツインムーンルーフという天井の開閉窓とITS Connectという道路や信号、またはITS Connect搭載車同士の通信により道路状況をお知らせしてくれたりするシステムのみです。

ツインムーンルーフは特に子供や2列目の同乗者が楽しめるかなーと思ってつけました。

ITS Connectについては正直現時点ではいらなかったんですが、将来性を見据えて・・・。

というのもITS Connectの通信モジュールが設置されている地点って本当少ないんです。

更に搭載車も新しい技術なので全然いないので、都内在住の僕でもITS Connectの恩恵を現時点で受ける事はほぼほぼ皆無です。

3万円程度のオプションなので僕はとりあえず付けておきましたが、地方在住の方には本当いらないオプションですね・・・笑。

カラーは新型ヴェルファイア専用色!

新型ヴェルファイア - バーニングブラック クリスタルシャインガラスフレーク
新型ヴェルファイア – バーニングブラック クリスタルシャインガラスフレーク

オプション以外に購入者が選べる部分、つまりカラーですね!

僕はバーニングブラッククリスタルシャインガラスフレークという「いや何色だよ」って色にしました笑。

凄くかいつまんで言うと、「どう見てもブラックにしか見えないけど太陽光の下だと言われて見れば赤みがかってんな色」です・・・笑。

画像の色は特に加工していませんが、日の光の下だとここまで赤っぽく見える時があります!

特にこのドアミラー部分は素材が違うのかな?特に分かりやすい部分だと思いますが、普段はこんなに赤っぽく見えません。

どうやらネット上の声を調査していると売却時の査定(リセールバリュー)を考慮してブラックやホワイトがかなり人気のようですが、太陽や強い明かりの下で見るとちょっと表情を変える点が面白くてこの色にしてみました。

夜間はほぼほぼブラックにしか見えませんし、なんなら太陽の下でもこの色を知らない人にはブラックと区別がつかないと思いますが、個人的には満足しています笑。

兄弟車のアルファードも選択肢に

今回始めてLサイズミニバンと呼ばれる大型ミニバンの購入をするにあたって、実は兄弟車であるアルファードも選択肢に入っていました。

ぶっちゃけ僕は車に相当疎い方で、特にこだわりはありませんでしたね・・・。

ただ僕の場合ヴェルファイアの取扱店であるネッツ店が自宅から近かった、というのも理由の一つです(アルファードはトヨペット店)。

また、疑問点を営業さんが熱心に答えてくれたというのも大きいですね。

ヴェルファイアとアルファードは外装が一部違うだけで中身は全く同じ車なので、どっちでも良かったんですが僕の場合はたまたまヴェルファイアと縁があったという形です。

あ、でも僕のイメージではヴェルファイアユーザーの方が若い人が多く、アルファードユーザーの方は幅広い年齢層に人気というイメージがあったのでまだ20代ですし若いイメージのヴェルファイアに気持ちが傾いていた部分もあります笑。

どっちにしろ同じ車なので、本当に好きな方で良いと思います!

新型ヴェルファイア エグゼクティブラウンジ詳細レビュー

それではここから新型ヴェルファイアハイブリッド Executive Lounge Zの詳細をレビューして行きたいと思います!

ガソリン車やエグゼクティブラウンジ以外のグレードは試乗の時少し乗っただけなので、基本的にハイブリッド車、エグゼクティブラウンジグレードのレビューになりますのでご承知おきください。

エクステリア / 外観

新型ヴェルファイア
新型ヴェルファイア

ヴェルファイアの外観は良くも悪くも好みが分かれる外観だと思います。

特に前面のアクの強いデザインは最近の主流とはいえ、どうもワルっぽく見えてしまいますからね・・・。

ヴェルファイアやアルファードに乗られている一部の方の運転マナーがお世辞にも良いとは言えない為、世間様からはマイナスのイメージを持たれている部分もあります(実際にマイナーチェンジの記事等をYahooニュースで見ていると、デザイン面でかなり否定的な意見が多く見られました)。

僕個人は高校生の時友人を交通事故で亡くしている事もあり安全運転最優先なので、荒っぽい運転をされている方は本当に辞めて欲しいなあと思っています。

LED3眼ヘッドランプ&アダプティブハイビームシステム(AHS)

新型ヴェルファイア - 3眼
新型ヴェルファイア – 3眼

新型ヴェルファイアで特に人気を集めているうちの1つが3眼ヘッドランプでしょうか。

パッと見僕みたいな素人には2眼でも3眼でも良いんですが、アダプティブハイビームシステム(AHS)は3眼のみに採用されています。

AHSは昨今の警察等によるハイビーム使用推奨の流れを受けて段々と標準化しつつあるオートハイビームの進化版みたいなものですね。

オートハイビームは先行車や対向車が居る場合自動的にロービームに切り替えてくれますが、AHSは基本的にハイビームのまま先行車や対向車に投射される部分のみをロービームに切り替えてくれます。

これ凄く便利で、夜間の視認性も本当段違いです。

それにそもそもロービーム⇔ハイビームの切り替えを一々しなくて良いのは非常に便利ですし、最近は警察もメディアも「ハイビームは安全!」と運動している影響なのか常時ハイビームの対向車泣かせのドライバーもめちゃくちゃ多いので、個人的には法律で搭載を義務付けて欲しいぐらいの機能です・・・笑。

新型ヴェルファイア - デイライト
新型ヴェルファイア – デイライト 二段上下ヘッドライト、上部のラインがそれぞれ光ります

またデイライト機能も個人的にはかっこいいなーと思っています。

二本線で光ることによって視認性も良いですし、デザイン的にも◯。

日中の明るい中でも木々に囲まれてちょっと暗かったり建物の影だったりで視認性が悪いところで少しでも見えるようになるのは安全面でも素晴らしい事です。

新型ヴェルファイア - コーナリングランプ
新型ヴェルファイア – コーナリングランプ

AHSに付随して、左右のウインカーを付けたり左右に一定以上ハンドルを切ると、2段目ヘッドライトに搭載されているコーナリングランプが点灯します。

新型ヴェルファイア - コーナリングランプ消灯
新型ヴェルファイア – コーナリングランプ消灯

普段は下段のコーナリングランプは点灯しません。

先述した操作時のみその方向の視界確保の為に点灯するんですがこれが結構明るく視界確保にすごく役立ってくれます!

写真で見比べると点灯が一目瞭然ですね!

シーケンシャルターンランプ

新型ヴェルファイア - シーケンシャルターンランプ
新型ヴェルファイア – シーケンシャルターンランプ

メーカーによってシーケンシャルランプだったりシーケンシャルウインカーだったりシーケンシャルターンランプだったりしますが、俗に言う流れるウインカーです!

写真だとちょっとわかりにくいんですが、右から左に流れています。

実はこのシーケンシャルターンランプ、2014年までは車検に通らなかったようですがその後国交省で容認されここ最近一部の車種やグレードで採用されていますね。

個人的には普段運転をしている僕から一切見えない部分なので流れようが流れまいがどっちでも良いんですが、どうやら車好きな方からは一定の人気を得ているようです!

また内から外へ流れる事によってより明確に進行方向が分かりやすくなるので、安全面の効果があるのかも・・・?と勝手に思っています笑。

ミリ波レーダー&単眼カメラ

新型ヴェルファイア - ミリ波レーダー
新型ヴェルファイア – ミリ波レーダー

ヴェルファイアのネッツエンブレム部分にはミリ波レーダー、フロントガラス上部には単眼カメラが設置されています。

これはトヨタセーフティセンスの安全性能に欠かせない肝となる部分で、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせて様々な機能の提供を実現しています。

高速道路上で使用できるレーダークルーズコントロール(全車速追従機能)やレーントレーシングアシスト(LTA/車線逸脱警報や車線逸脱を避ける為のステアリング操作支援)をはじめ、歩行者や自転車への追突を回避するプリクラッシュセーフティ(衝突回避や被害軽減)、先述したアダプティブハイビームシステム等ですね。

このミリ波レーダーや単眼カメラは普段意識して見たり触ったりしない部分ですが、個人的にはここに自動車の進化を感じました。

どうしても長時間の運転だと人間の集中力は低下しますし、運転になれてくると慢心も生まれます。

勿論特に衝突回避のプリクラッシュセーフティなんかは使わざるを得ない状況にならないに越したことはありません、いざという時の最期の要になる部分ですからね。

ただそのいざという時に少しでも被害を軽減したり回避したり出来る機能がオプションではなく全グレード標準で装備された事は嬉しい限りです!

サイドビュー

新型ヴェルファイア - サイドビュー
新型ヴェルファイア – サイドビュー

サイドビューについては前期モデルとほぼほぼ一緒だと思います。

僕は前期モデル以前を所有したことが無いので詳細に見比べていませんが、少なくともネット上の画像等を見るに大きな変更点は無さそうですね。

ただフロント/リアのランプ形状が変更された事によって、その部分だけ少し変化が見えるぐらいです。

新型ヴェルファイア - サイドマッドガード
新型ヴェルファイア – サイドマッドガード

今回のエグゼクティブラウンジ エアロモデルではサイド下部にサイドマッドガードという銀色の部分が装備されて少しスタイリッシュな印象に見えますね!

ヴェルファイアやアルファードはスライドドアの窓の形状が特徴的だと思っているんですが、実際に乗ってみると発進時等の安全確認時少しだけデッドスペースが生まれるので出来ればドアハンドル上部の斜めになっている部分も窓ガラスになってくれると嬉しいなーとは思いました。

新型ヴェルファイア - ドアハンドル
新型ヴェルファイア – ドアハンドル

個人的に便利だなーと思ったのが、鍵を持っていればドアハンドルを握るだけでロック解除が出来る点ですね!

ドアを開ける仕草をすれば勝手に解錠してくれるので、ストレス無く乗車が出来ます。

ロックする時はハンドル右側にある溝の部分を指でタッチするだけでOK!

リヤビュー

新型ヴェルファイア - リアビュー
新型ヴェルファイア – リアビュー

後ろから見るとサイドビュー程ではないにしろ、ヴェルファイア/アルファードっぽい後ろ姿をしていますね笑。

今回のマイナーチェンジでリアビューも少し変更があったようで、少しスタイリッシュなイメージです。

プライバシーガラスでほとんど見えないんですがエンブレム上部のガラス部分には内側にカメラが設置されていて、この映像がルームミラーにデジタルインナーミラーとしての機能を提供しています。

新型ヴェルファイア - エグゼクティブラウンジロゴ
新型ヴェルファイア – エグゼクティブラウンジロゴ

背面左下にはヴェルファイアのロゴと、エグゼクティブラウンジというグレードである事を示すロゴがあります。

パッと見てエグゼクティブラウンジだと分かる部分はこのロゴか、エグゼクティブラウンジ専用ホイールであるタイヤ部分だけと控え目なのが良いですね!

個人的には「これが一番良いグレードだぞ!」みたいに誇示する感じよりも控え目な方が良いです笑。

インテリア / 内装

新型ヴェルファイア - 2列目シート
新型ヴェルファイア – 2列目シート

続いて内装をご紹介していきます。

前期モデルから特に大きな変更点は無いそうなのですが、今回エグゼクティブラウンジに新たに追加された内装色、ホワイトをチョイスしています!

新型ヴェルファイア - ホワイト&シルバー木目&ブラック加飾
新型ヴェルファイア – ホワイト&シルバー木目&ブラック加飾

ホワイトの内装色は主に2列目のエグゼクティブラウンジシートをはじめとした全席のプレミアムナッパ本革がホワイト色になり、ハンドルやドアパネルの一部等にシルバー木目調の加飾が施されています。

個人的にベージュ色ってあんまり好みじゃなくて、かと言って黒色のシートだと車の中全体が真っ黒だらけ。

このホワイト内装色はブラック&ホワイトのコントラストが本当に綺麗で見る度に「おおっ!」となってしまいます・・・笑。

ただし黒より白の方が汚れが目立つんじゃないかな・・・という懸念があります。

この部分は長年使ってみないとなんとも言えないんですが、少なくともホワイトの内装色はエグゼクティブラウンジ専用色なので所有欲は半端ないですね笑。

運転席周り

新型ヴェルファイア - 運転席
新型ヴェルファイア – 運転席

普段僕が座る運転席周りはとにかくボタン類が多い!っていうのが第一印象です笑。

ハンドル周辺やメーター周辺、天井部分、ナビ部分、エアコン操作部分、シフトレバー周辺等々とにかくボタンが多くて最初は覚えるのに一苦労ですね・・・。

場所別に見ていきましょう!

ハンドル周辺
新型ヴェルファイア - ハンドル周辺
新型ヴェルファイア – ハンドル周辺

ハンドル部分は大きく分けて

  • オーディオ関連操作部分
  • マルチインフォメーションディスプレイ操作部分
  • ワイパー操作部分
  • ウインカー/ライト操作部分
  • レーダークルーズコントロール操作部分

に分かれています。

新型ヴェルファイア - ハンドルオーディオ操作部
新型ヴェルファイア – ハンドルオーディオ操作部

ハンドル左側に配置されているオーディオ操作部分は音量調整、チャンネル切り替え、オーディオソース切り替え、Bluetooth接続したスマホの通話・終話ボタンが配置されています。

新型ヴェルファイア - ハンドルマルチインフォメーションディスプレイ操作部
新型ヴェルファイア – ハンドルマルチインフォメーションディスプレイ操作部

ハンドル右側に配置されているマルチインフォメーションディスプレイ操作部分にはメニューの切り替えや設定したトップ画面(デフォルトでは燃費や外気温が分かる表示)に戻るボタン、1つ前に戻るボタン、車線逸脱防止を支援するレーントレーシングアシスト(LTA)や高速道路で使用できるレーダークルーズコントロール使用時の前車との車間距離を変更するスイッチが配置されています。

新型ヴェルファイア - ワイパー操作レバー
新型ヴェルファイア – ワイパー操作レバー

ハンドル左側奥にはワイパーの操作部分があります。

ワイパーはオートワイパー機能があり、降雨を感知すると自動的にワイパーを動かしてくれるので非常に便利ですね!

僕は基本的にオートに合わせてありますが、凄く弱い雨だと反応しない事があるのでその場合は手動操作が必要です。

新型ヴェルファイア - ウインカー操作レバー
新型ヴェルファイア – ウインカー操作レバー

ハンドル右側奥にはウインカー/ライト操作部分があります。

先述したAHSはここで設定しておくことで自動的にハイビーム操作を最適化してくれるんですが、1点注意があります。

AHSは全部で3つの作動条件があり、

  1. 操作レバー右側のダイヤルをAUTOにセットしておく事
  2. 操作レバーを奥に押し込んでハイビームポジションにしておく事
  3. 後述するメーター右下部分にあるアダプティブハイビームシステムのスイッチをオンにしておく事

この3つが全て有効になっていないとAHSは機能しません!

つまりダイヤルをAUTOにしてレバーを押し込みハイビームポジションにしていても、AHSシステムのスイッチがオフだと有効にならないどころか常にハイビーム状態、対向車からのパッシングの嵐に合うこと請け合いです。

新型ヴェルファイア - AHSAUTOサイン
新型ヴェルファイア – AHSAUTOサイン

AHSがきちんと有効になっていれば、画像のようにメーター右側のスピードメーター上部にAUTOというランプが点灯するので必ず確認しましょう。

逆にこのAUTOが点灯していない、もしくはAUTOが点灯していないのにすぐ左側に青色のハイビームランプが点灯している等の状態はAHSが有効になっていないので注意が必要です。

新型ヴェルファイア - レーダークルーズコントロール操作レバー
新型ヴェルファイア – レーダークルーズコントロール操作レバー

ハンドル右下奥にはレーダークルーズコントロール操作部分があります。

これはワイパーやウインカーのレバーと違って常にハンドルのこの部分に配置されているので、ハンドルを回すと合わせて回転します。

新型ヴェルファイア - レーダークルーズコントロールレバー
新型ヴェルファイア – レーダークルーズコントロールレバー

レーダークルーズコントロールは新型ヴェルファイアで大きく進化した部分の一つで、全車速に対応しているので走行中セットすると渋滞等で前車が停止したら合わせて停止してくれます。

ただしその後前車が発進した場合、自動で発進はしません。

この場合ドライバー自身が一度アクセルを踏む、もしくはレーダークルーズコントロールレバーを操作する事で発進が可能になります。

使い方は非常に長くなるので、別途詳しく記事にまとめたいと思います!

メーター周辺
新型ヴェルファイア - メーター部分
新型ヴェルファイア – メーター部分

メーター周りにもボタン類が幾つかありますが、まずはエグゼクティブラウンジ専用装飾であるメーターが目立ちますね!

いやらしく無いゴールドの質感は高級感があり好印象です。

ハイブリッド車は青、ガソリンエアロ車は赤、通常ガソリン車はシルバーとそれぞれのラインナップに合わせて作られていて、エグゼクティブラウンジ専用装飾という事もあり若干の所有欲を満たしてくれますね笑。

ハイブリッド車は通常エンジンをかける(という表現がそもそも古いですね、パワーオンにする)とメーター上部にREADYの文字が表示されます。

この文字が表示されると=電源が入って運転できるようになるという事なんですが、個人的にはガソリン車の「ぶおおおおん」って音が一切しない事に最初戸惑いました笑。

新型ヴェルファイア - メーター左側
新型ヴェルファイア – メーター左側

メーターは左側がハイブリッドシステムインジケーターで、ハイブリッドシステムの出力状況等を表示しています。

CHGがチャージ、つまり充電中でアクセルを離した時やブレーキを踏んだ時の力を電気に変えて充電します。

ECOは言うまでも無くエコ運転が出来ているか、つまり燃費が良い走りかどうかを表示しています。

ECOの中でも緑色の部分はガソリンエンジンの動力を使用しない状況を多く含む状態で、条件によりエンジンが始動する事もありますがハイブリッドシステムで走行出来る良い状態ですね。

逆に白い部分はエコ運転でもより多くの電力や場合によってエンジンを使用しています。

特にアクセルを踏み込んだ時等はあっという間にここを通過しますが、その後ギアが高くなるに連れ段々とCHG方面へ向かいますので燃費向上の為に意識したい部分ではありますね!

更にPWRまで行くとエコ運転の範囲を超えている状態です。

高速走行時やアクセルを強く踏み込むとこのPWRエリアに針が常駐するケースがあります。

勿論法定速度を超過しなければ問題ないんですが、燃費を考えると可能であればECOゾーンに居る事が望ましいですね。

新型ヴェルファイア - メーター右側
新型ヴェルファイア – メーター右側

メーター右側は速度メーターとガソリン残量メーターですが、これはどの車にも搭載されているので解説するまでも無いですね笑。

余談ですが僕は前車がホンダのステップワゴンで、ステップワゴンはアナログメーターではなくデジタルメーターだったので実はパッと見て今何キロ出ているのか分かるデジタルメーターに慣れてしまっています。

なので個人的にはコストが掛かるでしょうがメーター部分を全部液晶パネルにして、メーターがデジタルかアナログか自分で入れ替えできるようになって欲しいなーと思いました・・・笑。

新型ヴェルファイア - マルチインフォメーションディスプレイ車速表示
新型ヴェルファイア – マルチインフォメーションディスプレイ車速表示

一応後述するマルチインフォメーションディスプレイにこんな感じで別途デジタルメーターを表示することも出来ます。

新型ヴェルファイア - マルチインフォメーションディスプレイ
新型ヴェルファイア – マルチインフォメーションディスプレイ

真ん中部分は様々な情報が表示されるマルチインフォメーションディスプレイです。

デフォルトだと先述した通り外気温や燃費の他、現在のシフトレバーの位置等が表示されています。

ハンドル右側のボタンで操作をするのですが、

  1. トップ画面
  2. ナビ連携画面(純正ナビと連携し方位計等を表示)
  3. オーディオ連携画面(曲名等の表示やソース変更)
  4. 走行支援連携画面(車線逸脱防止やレーダークルーズコントロールの情報)
  5. 後席状態表示画面(後席のエアコン状態や窓の開閉状況や照明設定)
  6. 警告メッセージ表示画面(車両の異常の内容や対処法の表示)
  7. 設定画面(車両やマルチインフォメーションディスプレイの設定)

という順で表示されます。

トップ画面は任意の画面に変更が可能ですが、僕は燃費が目に見えると嬉しいタイプなのでデフォルト画面で燃費を見て少しでも良い数字になる事を期待しています!

と言ってもこの猛烈な暑さ、車内のエアコンを惜しみなく使っているのでハイブリッド車でありながら燃費は10kmを下回っていますね・・・笑。

新型ヴェルファイア - メーター右下
新型ヴェルファイア – メーター右下

メーター右下にはハイブリッドシステムのパワーをオンにするようは始動スイッチをはじめ、

  • 車内の全AC100Vのオン/オフスイッチ
  • 車両接近通報のオン/オフスイッチ
  • ステアリングヒーターのオン/オフスイッチ
  • スライドドア、バックドアのパワードアオン/オフスイッチ
  • アダプティブハイビームシステムのオン/オフスイッチ

と比較的重要なスイッチが密集しています。

新型ヴェルファイア - ETC2.0車載器&収納
新型ヴェルファイア – ETC2.0車載器&収納

その下にはETC2.0車載器が設置されているちょっとした収納があります。

大きさは非常に小さいので、本当にちょっとした物の収納ですね。

新型ヴェルファイア - ボンネット&給油口扉レバー
新型ヴェルファイア – ボンネット&給油口扉レバー

更にその下にはボンネットとガソリン給油扉を開けるレバーが設置されています。

新型ヴェルファイア - メーター左下
新型ヴェルファイア – メーター左下

今度はメーター左下を見てみましょう。

ここには車両周辺の安全確認を支援するパノラミックビューモニターのメインスイッチや、2列目のゲストが降車した後次回も快適に乗車出来るようにシート設定をデフォルトに戻すスイッチが左右それぞれのシートに用意されています。

新型ヴェルファイア - パノラミックビューモニター
新型ヴェルファイア – パノラミックビューモニター

パノラミックビューモニターは前後やサイドミラー等に設置されているカメラの映像を合成する事で、今現在の車両周辺の様子をリアルタイムでナビ画面上に表示してくれるシステムです。

大型ミニバンであるヴェルファイアの特性上、どうしても多く生まれてしまう死角を完全に解消できるので僕は早速多様しています笑。

例えば運転席に座った時、小さい子供がかくれんぼをしていて助手席側ドアの辺りにしゃがんでいたら・・・?

特に小さい子供や障害物なんかはどう頑張っても死角になってしまう事があるので、ボタンひとつで車に乗ったまま周囲の安全確認が出来る点は非常に嬉しいですよね。

天井部分 / オーバーヘッドコンソール
新型ヴェルファイア - オーバーヘッドコンソール
新型ヴェルファイア – オーバーヘッドコンソール

天井部分には主にスライドドアやバックドア、オプション設定している場合はツインムーンルーフの後ろ側を開閉するボタンが設置されています。

他にもドアの開閉時に室内灯を連動させるメインスイッチや、天井部分と後席の左右天井部分に設置されているパーソナルランプを点灯/消灯させるスイッチも配置されていますね。

新型ヴェルファイア - オーバーヘッドコンソール小物入れ
新型ヴェルファイア – オーバーヘッドコンソール小物入れ

奥側にはサングラスやメガネをはじめ、ちょっとした小物も収納できるプッシュ式の小物入れがあります。

個人的にはこの小物入れ、ちょっとちゃちいというか安っぽい印象ですかね・・・笑。

オーバーヘッドコンソールそのものがプラスチック製なので仕方が無いんですが、もう少し高級感があれば嬉しいかなあと思った部分です。

新型ヴェルファイア - オーバーヘッドコンソールヘルプネットボタン
新型ヴェルファイア – オーバーヘッドコンソールヘルプネットボタン

普段はカバーで押せないようになっていますが緊急時にワンプッシュするだけでヘルプネットセンターに繋がる通報ボタンも設置されています。

このボタンを押すと、位置情報を発信した上で専門のオペレーターに繋がり場合によっては警察、消防に連絡をしてくれるシステムです。

万が一運転中に事故にあい怪我をしてしまった場合、それが1分1秒を争う重篤な怪我だったらこのシステムで助かる命があるかも知れません。

デジタルインナーミラー
新型ヴェルファイア - デジタルインナーミラー
新型ヴェルファイア – デジタルインナーミラー

ルームミラーはデジタルインナーミラーという安全と快適性を両立したルームミラーになっています。

通常のルームミラーとして使う事は勿論、デジタルインナーミラーユニット下部に設置されているスイッチを切り替えることによってルームミラーが液晶ディスプレイになり、先述した車両後方に設置してあるカメラの映像を出力する事ができます。

これ結構便利で、2列目3列目に乗員がいたり荷物が多かったりすると非常に見辛いですよね。

更にヴェルファイア自体が5m弱ある車両で、恐らくルームミラーからリアウインドウまで4m弱あると思うのでそもそも見辛いです。

おまけにルームミラーって、後ろの席の人と目が合うとなんとなく気まずいですよね笑。

それをデジタルインナーミラーに切り替える事で一気にルームミラーからリアウインドウまでを無視して後方を見渡せるので視界が非常に良好。

当然後席の人と目が合うことはありません。

カメラ映像にすることにより、大きなバックドアの死角になる部分も見渡せるので非常に安心です!

バックギアに入れるとナビ画面に後方映像が表示されるのでいらないと言う方もいるかも知れませんが、まずデジタルインナーミラーで後方を確認し、バックギアに入れてもう一度確認と二重に確認出来るので非常に有用だと思います。

また、夜間時はどうしてもノイズが走ったり解像度が落ちるような印象はありますがそれでいても鮮明で気になる程ではないですし、後方車のライトが眩しかったという事は1度もありません。

新型ヴェルファイア - デジタルインナーミラーの見え方
新型ヴェルファイア – デジタルインナーミラーの見え方

それと異様に車間距離が近く感じられます。

カメラの特性なのか、1m程度だともうぶつかりそう!ぐらい近く感じるので最初は本当に怖いです。

上記の写真はデジタルインナーミラー越しに見た我が家の窓部分なんですが、もう衝突寸前に見えませんか?

新型ヴェルファイア - 窓との距離
新型ヴェルファイア – 窓との距離

でも実際には後方カメラと窓との距離はこんな感じで70~80cmぐらい開いてるんです。

どうしても通常ルームミラーで見る景色と違うので若干の慣れる時間は必要ですが、僕は基本的に常時デジタルインナーミラーとして使用しています。

新型ヴェルファイア - デジタルインナーミラーボタン
新型ヴェルファイア – デジタルインナーミラーボタン

デジタルインナーミラー下部にはカメラの角度や距離を微調整できるボタン群が配置されています。

右からメニューボタン、右と左の移動ボタン、その左側のレバーを手前に引くとデジタルインナーミラーが解除され通常のルームミラーとして使えるという操作体系になっています。

新型ヴェルファイア - デジタルインナーミラーメニュー
新型ヴェルファイア – デジタルインナーミラーメニュー

デジタルインナーミラー上に各種メニューが表示され、ここで調整が出来るので便利ですね!

1点、まだヴェルファイアを買う予定が無い!という方も覚えておいて欲しい事があります。

このデジタルインナーミラー、ぶっちゃけ夜間でも車間距離が近いと後続車の中の人の表情までくっきり見えます・・・笑。

僕もびっくりしたんですが、信号等で停車時だと大きなあくびをしているところとかこの前見たくも無いのにドライバーと助手席の方が熱いキスを交わしている瞬間まで見えてしまったので、ヴェルファイアにかかわらず車間はちゃんと空けましょう・・・笑。

カメラがあるかどうかはプライバシーガラスの影響でほぼ判別がつかないのですが、今や多くの車がドライブレコーダーを搭載している時代。

後方を撮影するドライブレコーダーを設置している方も多いので、あんまり車間を詰めて良い事なんか1個もありませんよ?笑。

ナビ操作パネル
新型ヴェルファイア - ナビ操作部分
新型ヴェルファイア – ナビ操作部分

ここは純正ナビの操作部分がまとめられています。

目的地設定や現在地ボタンをはじめ、T-Connectの各種情報取得メニューを開くボタンや下部にはオーディオ操作等がタッチパネルで表示されています。

タッチパネルは比較のために試乗したホンダのオデッセイ等でも採用されていますが、個人的には指紋や汚れが目立つので物理キーの方が良いかなーと思ったり・・・凹凸が無い分掃除は楽だと思いますが笑。

チャンネルスクロールやボリューム上下は物理キーのダイヤル操作になっていますね!

右側のPWR・VOLキーを押し込む事でオーディオのオン/オフが出来るので例えばドライブスルーに入った時や遠くで救急車やパトカーのサイレンが聞こえた時等一時的に静かにしたい時は便利です!

新型ヴェルファイア - ナビ画面
新型ヴェルファイア – ナビ画面

比較のためにiPhone7を並べてみましたが、とにかくディスプレイが大きい!

地図も非常に大きく、フルセグ等の視聴もめちゃくちゃ迫力があります。

ナビはまた別途詳しくレビューしたいと思っていますが、多くの車が7インチだったりするなら10インチの画面はそれだけで視認性が高く、また画面が大きい事で操作もしやすく重宝しています!

エアコン操作パネル
新型ヴェルファイア - エアコン操作パネル
新型ヴェルファイア – エアコン操作パネル

ナビ操作部分と同じように全体的にタッチパネルでの操作となっています。

走行中ナビ画面を操作する事はあんまりないですが、エアコンは暑い寒いと臨機応変に変えられたら嬉しいのでここは本当に物理キーが良かったと強く思う部分です・・・。

ヴェルファイアは各席独立したエアコン設定が可能で、写真左側のFRONT DUALボタンを押すと左右席でそれぞれ設定温度が変えられる点は非常に嬉しいですね!

ドライバーは暑がりだけど助手席の人は寒がり、なんてケースでも各々快適な設定に出来るのは多人数乗車の機会が多いと利便性が高いです。

更にその下のS-FLOWボタンを押しておくと助手席に乗員がいない場合、設定温度や外気温等を判断して運転席のみへの送風を自動で判断してくれます。

より効率的にエアコンが使用出来るので、基本的にオンにしておくのが良いのかなと思います。

シフトレバー周辺 / センターパネル
新型ヴェルファイア - シフトレバー周辺
新型ヴェルファイア – シフトレバー周辺

センターパネル部分には上から

  • 電動パーキングブレーキ
  • ブレーキホールドスイッチ
  • EVモードスイッチ
  • VSCスイッチ
  • エコモードスイッチ

が配置されています。

電動パーキングブレーキは通常操作する事が無いと思います。

というのもヴェルファイアはシフトレバーがパーキング(P)の位置に入っていると自動的に掛かるので、他の車のいわゆるサイドブレーキがそもそもありません。

また、発車時にもパーキング以外の位置にシフトレバーを操作するとパーキングブレーキは自動で解除されLEDランプも消灯します。

これ慣れるのに結構苦労しています、「えっ、本当にパーキングブレーキ掛かってるよね?ブレーキから足離して良いんだよね?」って毎回やってる気がします・・・笑。

新型ヴェルファイア - ブレーキホールド表示
新型ヴェルファイア – ブレーキホールド表示

ブレーキホールドスイッチはデフォルトでオフになっていて、厄介な事にエンジンを切る度にオフになってしまいます・・・。

写真のようにスピードメーター内に緑色のHOLDが表示されていればブレーキホールドが有効になっています。

ブレーキホールドは簡単に言えばオンになっていればブレーキを踏んで停車後1秒程度するとブレーキペダルから足を離しても車側がブレーキを保持(ホールド)してくれるという機能です。

これめちゃくちゃ便利で、渋滞中なんかはずーっとブレーキペダルを踏み続けて居る必要がなくなるので疲れが段違い!

新型ヴェルファイア - ブレーキホールド中
新型ヴェルファイア – ブレーキホールド中 停車時ブレーキホールドが有効になっていて、更にブレーキホールドが実際に掛かっていると画像のように緑色のHOLDサインの直下にオレンジ色のHOLD中である旨のサインが点灯します。

ただしAT車のいわゆるクリープ現象(ブレーキペダルから足を離しただけで車が動くアレです)が無いので、信号が変わった直後とかバック駐車時等の初動をクリープ現象で動く事に慣れている僕は最初ちょっと扱いづらかったです。

ちょっと乗れば慣れるんですが、特にバック駐車時のハンドル切り替えなんかの時に一々アクセルを踏まないといけないのはちょっと面倒なのでデフォルトでオン、必要に応じてオフで良かったんじゃないの?と思っちゃいますね。

安全的な意味で、もしくは法的にそうせざるを得なかったのかはちょっと分かりませんが、ここはデフォルト設定が逆のほうが良かったと感じる点でした。

と言うか普段オンで使っていて、オンのつもりでブレーキから足を離したらクリープ現象で進み始めたって状況の方がよっぽど怖いですよね・・・。

新型ヴェルファイア - EVモード表示
新型ヴェルファイア – EVモード表示

EVモードスイッチは主に家から発進する時等便利だと思うんですが、エンジンを使用せず駆動用電池から電力を供給して電気モーターのみを使って走ることが出来ます。

ようは静かに走れるよーって事なので、深夜の住宅街なんかで出掛けたい時にはご近所さんに迷惑をかける事なく発進が出来ますね。

と言ってもEVモードで25km/h以下だと周囲の人に車の存在を知らせる為の車両接近通報装置が働いているのであんまり意味無いかな・・・(一応メーターパネル右下のスイッチでオフに出来ます)。

そしてヴェルファイアは少なくともハイブリッドモデルだとエンジン音も気になる程大きく無いので、個人的にはあんまり使う予定はないですね。

EVモードで走行出来る距離も数百m~1km程度との事なので、住宅密集地では良い装備かも知れません!

VSCは急なハンドル操作やすべりやすい路面で横すべりを抑えてくれます。

新型ヴェルファイア - ECOモード
新型ヴェルファイア – ECOモード

ECOモードスイッチは車両駆動力とエアコンの作動を抑え、燃費を向上させてくれるスイッチです。

有効にするとマルチインフォメーションディスプレイ下部にECO MODEサインが点灯し、また上部のギア状態を示す部分が青色で装飾され1発で今ECOモードか否かが分かるようになっています。

猛烈な暑さを誇る2018年の夏、僕は一切使っていません笑。

極端な暑さや寒さ以外の時期は積極的にオンにして燃費向上を測りたいですね!

2018年8月現在、ガソリン価格も都内は145円前後と決して安い価格では無いですからね・・・。

新型ヴェルファイア - シフトレバー左側の収納
新型ヴェルファイア – シフトレバー左側の収納

シフトレバー左側には蓋付き収納があります。

正直使い勝手はあんまり思い浮かばないです・・・笑。

僕は長財布を使っているんですが、試しに入れてみたところ余裕ではみ出しました。

iPhone7を入れてみたところほぼぴったりだったので、サイズ感はかなり小さい物に限られます。

駐車場等で必要な小銭を入れておく為の小銭入れやコインケースなんかが候補でしょうか?

コンソールボックス
新型ヴェルファイア - 大型ハイグレードコンソールボックス
新型ヴェルファイア – 大型ハイグレードコンソールボックス

運転席と助手席の間には肘掛け兼収納である大型ハイグレードコンソールボックスが設置されています。

この肘掛けが安定感抜群で非常に質感も高く、また色々な機能を兼ね備えています。

新型ヴェルファイア - 大型ハイグレードコンソールボックス前側
新型ヴェルファイア – 大型ハイグレードコンソールボックス前側

まず、大型ハイグレードコンソールボックスの前側には運転席と助手席用のドリンクホルダーと、スマホやお財布等を置くのに便利なトレーが配置されています。

新型ヴェルファイア - 大型ハイグレードコンソールボックス前側ドリンクホルダー
新型ヴェルファイア – 大型ハイグレードコンソールボックス前側ドリンクホルダー

ドリンクホルダー内部の仕切りは取り外しが可能で、一応これを取り外すことにより紙パックジュースを置くことが出来ますね。

ただし端は勿論変わらず円形のままなので、紙パックを2本入れる事は物理的に不可能ですね。

新型ヴェルファイア - ベンチレーション/ヒーター
新型ヴェルファイア – ベンチレーション/ヒーター

その前には運転席、助手席それぞれ独立したベンチレーション/ヒーターのスイッチが配置されていますね。

右側が運転席、左側が助手席になります。

それぞれ右に回すと温かいベンチヒーター、左に回すと涼しいベンチレーションと独立して設定出来るのは嬉しいですね!

新型ヴェルファイア - 大型ハイグレードコンソールボックス内部
新型ヴェルファイア – 大型ハイグレードコンソールボックス内部

大型ハイグレードコンソールボックスの蓋を開けると、内部には巨大な収納部分と左から順にAC100V電源、シガーソケット、USB端子が配置されています。

新型ヴェルファイア - 大型ハイグレードコンソールボックスラインガイド
新型ヴェルファイア – 大型ハイグレードコンソールボックスラインガイド

実は納車前からずーっと気になってたのが、例えばコンセントやUSBで充電している物は大型ハイグレードコンソールボックスの中に仕舞っておかないといけないのか、ということでした。

これは納車されてから気づいたんですが、大型ハイグレードコンソールボックスの蓋部分には微妙に隙間が開いていて、ケーブルを外に逃がすことが出来ます。

なので例えば充電中のスマホやノートPC等を中に仕舞っておく必要はありません。

というか、ノートPCなんか多分ネットブックでも物理的に入らないですからね笑。

新型ヴェルファイア - 大型ハイグレードコンソールボックスラインガイドイメージ
新型ヴェルファイア – 大型ハイグレードコンソールボックスラインガイドイメージ

実際にはこんな感じで、コンソールボックスの蓋の端の方からケーブルを出しておく事ができます。

勿論左右両方大丈夫ですね!

運転席シート

新型ヴェルファイア - 運転席シート
新型ヴェルファイア – 運転席シート

ハイクオリティな2列目シートを備えるヴェルファイアエグゼクティブラウンジですが、1列目シートも中々のクオリティです!

先述したように今回僕はエグゼクティブラウンジの限定色であるホワイトをチョイスしました。

このホワイト色はシートをホワイト色、木目パネル部分をシルバー色、それ以外の部分をブラック色で統一してあり非常にスタイリッシュな印象を持ちます。

シート全体が非常に大型なので体が包み込まれるような感じで、座り心地は非常に良いですね!

僕は腰痛持ちなので長時間運転していると段々腰が痛くなってくるんですが、やはり座面や背面が大きくクッション性もあるので非常に楽に運転出来ます。

更に夏には涼しいベンチレーション機能、冬には温かいベンチヒーター機能がついているので快適性は言うまでもありません。

新型ヴェルファイア - 運転席シートレバー
新型ヴェルファイア – 運転席シートレバー

運転席側は背面の傾きとシートの上下調整レバーがドア側にありますが、更にこの背面の傾きを調整するレバーがシートの前後調整も兼ねており全て電動で動きます。

電動で調整できる感じが高級車っぽくで良いですね笑。

新型ヴェルファイア - 運転席メモリーボタン
新型ヴェルファイア – 運転席メモリーボタン

更に便利なのが、運転席ドアに備え付けられているシートのメモリー機能!

これは特に複数のドライバーが乗車する場合非常に便利なんですが、1~3の各ボタンにそれぞれシートの傾きや上下、前後を記憶しておけるんです。

つまり1番によく乗るお父さん用、2番にお母さん用、3番におじいちゃん用みたいな形でセットしておいて、乗車したら自分のメモリーボタンを押すだけでシート調整の手間がいらず即座にセットした座席の形状になるという本当に便利な機能です。

まあ僕は基本僕しか運転しないので1番にとりあえずセットしただけで全然使ってないんですが・・・笑。

それとこれも地味に便利なのが運転席に限り、停車しエンジン(パワー)オフにすると座席が一番後ろに自動で移動し、乗り降りが非常に楽にできるようになっています。

特に小柄な方だと乗り降りが少し大変な高さなので、少しでも空間が空いて乗り降りしやすくなるのは嬉しいですよね!

僕は身長が187cmと非常に大柄で、デフォルトの状態で座席が一番後ろなのでこの機能の恩恵は受けられていません・・・笑。

新型ヴェルファイア - 運転席ドリンクホルダー
新型ヴェルファイア – 運転席ドリンクホルダー

ハンドル右手には蓋付きドリンクホルダーがあり、特に水分がつく関係かホコリが非常に溜まりやすい部分なので蓋付きは嬉しいですね。

ただし形状が円形なので、四角い紙パックジュースなんかが入らないのは×。

一応検証の為にスターバックスでベンティサイズ(一番大きいサイズです)を頼んでセットしてみたんですがしっかり入るには入るんですが、気持ち大きいのか少しハマったような感じになります笑。

かと言って取り出せない程、または走行中の振動で外れてしまうような感じでは一切無いので基本円形カップのドリンクであれば安心してセット出来ます!

新型ヴェルファイア - 運転席ドアボタン部分
新型ヴェルファイア – 運転席ドアボタン部分

ドア部分にはミラーの調整やウインドウ開閉スイッチ等が配置されていて、周囲もふんだんに革素材やシルバー木目の素材を使っているので非常に高級感があります。

助手席シート

新型ヴェルファイア - 助手席シート
新型ヴェルファイア – 助手席シート

助手席側のシートも運転席と同じような感じですが、こちらにはシートのメモリー機能はありません。

勿論運転席同様ベンチレーション/ヒーター付き!

新型ヴェルファイア - 助手席ドリンクホルダー
新型ヴェルファイア – 助手席ドリンクホルダー

こちらもドリンクホルダーはグローブボックス上部にあるんですが、