1回ライブをやるとどのくらい儲かるのか計算してみるよ!

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ライブハウス

最近めっきりバンドとしてステージに立つ事が無い@braveryk7です笑。

ライブハウスにお客さんとして行かれた方も居ると思うのですが、今回はバンドが1回ライブハウスでライブをやるとどの程度儲けが出るのか計算してみようと思います。

バンドって儲かんの?それともやっぱ儲かんないの?ってのがちょっとだけ分かる・・・かも知れません笑。

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ライブハウスで掛かる費用

ここではまずライブハウスで1回ライブをするにあたって何が掛かるのかご説明して行こうと思います。

ライブってお金掛かるんですよ、いやマジで。

ハコ代(ライブハウス代)

これは皆さんご存知の通り、ライブハウスはタダじゃ借りられません。ライブハウス側も企業なので、決して損をしないように会場のレンタル料金が掛かります。これは当たり前ですね。

という事は、ライブをするにあたって掛かる費用の大半はこのライブハウスのレンタル代になります。

ライブハウスの料金は様々で、以下のような条件で相場が決まります。

  • 場所(主要都市なのか地方なのか等)
  • 立地(主に交通の便。駅から近い等)
  • キャパ(総入場可能人数)
  • 機材のグレード
  • 歴史(有名なハコだと高い傾向)

例えば有名な小型ライブハウスだと新宿ロフト等が有名でしょうか。

場所は世界No.1の乗降車数を誇るメガターミナルの新宿。歌舞伎町方面なので若干西武新宿寄りですが駅からのアクセスも良く、キャパはマイナーバンドでは1つの目安の500人。歴史も30年以上続く老舗ライブハウスです。

こうなってくるとやっぱりハコ代は比較的高くなります。

新宿ロフトは一応Webサイト上で機材費が公開されてないので、今回は公開されている同じく新宿のライブハウス、新宿LiveFreakさんで計算してみます。

新宿LiveFreakで出演した場合

まずハコ代ですが、これは開催する曜日によって違う事がほとんどです。平日の方が安いですし、週末や祝日の方が当然高価です。そこで今回は土日は高いけど花金を期待しての金曜日に設定してみました。

新宿LiveFreakで金曜日に出演した際のハコ代は172,800円です(公式Webサイトから引用)。

会場自体は13時~22時までの時間貸しと言う形になりますね。

ワンマンでライブをやる場合もちろん1バンドで全額負担せねばなりませんし、例えば3バンドで対バンするのであれば単純に3で割って1バンド辺り57,600円となります。

今回は計算し易いようにワンマンライブを想定し、ハコ代は172,800円とします。

なおメンバー数はメジャーな4ピース(ボーカル・ギター・ベース・ドラム)と仮定します。

人件費

バンドの規模にもよるのですが、例えばレコ発ワンマンだった場合はもちろんCDやグッズの販売もしなければなりません。

そうなると当然かかってくるのが人件費です。

無償で専属スタッフをやってくれるケースもありますし、レコ発等の物販がある程度期待出来る場合はスポットでスタッフを雇うケースもあります。

仮に雇うとしたら1日5,000~10,000円程度が相場でしょうか。よっぽどでかいバンドじゃない限り1人居れば問題無いでしょう。

今回は1人を日当5,000円でお願いしたと仮定します。

リハーサル代

もちろん当日会場内でリハーサルがあるのですが、このリハは”音出し”のリハです。

バンド側の出音とハコ側の出音の調整であって、決してここで曲の練習をするようなリハではありません。俗に言うサウンドチェックですね。

通常ライブの前日や当日のハコ入り前に別途スタジオ等を借りて音合わせをする事が多いです。

スタジオも立地や時間によって変わって来るのですが、新宿LiveFreakの近くのスタジオを入り前に借りればおよそ2,000円/1時間程度でしょうか。

仮に2時間リハをやったとすれば4,000円の計算です。

交通費

当然ライブハウスまでの交通費も実費です。

当然個々人によって違いますしそもそも遠征の場合だと宿泊費等も込にすれば万単位でしょう。

今回は分かりやすく都内在住、交通費1人500円と仮定して計算します。

例外:飲食代

これは計算外にしますが一応項目にだけ入れておきます。

当時かかる費用は全てライブ運営費と計算すべきでしょう。

費用合計

項目 費用
ハコ代 172,800円
人件費 5,000円
リハ代 4,000円
交通費 2,000円
合計 183,800円

という事で今回のライブの総支出は183,800円になりました。

ライブハウスで得られる収入

ライブハウスで得られる収入はいくつか大きく分けて2種類です。

チケット収入

これは紛れも無くお客さんが払うチケット代ですね。

このチケット代がライブでのメイン収益となり、通常はこのチケット代のみをライブ費用に充てて計算します。

新宿LiveFreakさんのキャパは200人(公式Webサイトより)との事です。

今回はワンマンライブという設定で、チケットは1枚2,000円で販売し完売だと仮定します。

グッズ収入

これはいわゆる物販ブースで販売するCDやグッズですね。

どんなグッズを販売しているのかにもよって大幅に変わって来るので今回は除外しますが、バンドの収益の柱の1つです。

ライブハウスの収益

それでは今回、先述した条件で計算してみようと思います。

チケットが1枚2,000円×200枚と言う計算なのでチケット売上は400,000円になります。

以下単純計算です。

総収入 400,000円
総支出 183,800円
総収益 216,200円

という事で今回の想定では1ライブにつき216,200円の黒字になりました!

多くの場合バンドの人数で割る計算になるので単純に4人で割ると1人辺り54,050円の黒字!

更にグッズでの収益が見込めますので、これプラスになるでしょう。

バンドって以外に儲かる!?

収益0のライン

収益が0の損も得もしていない、けれどタダてワンマンが出来た!と言うラインは一体何人お客さんを呼べば良いんでしょう。

単純に掛かる費用をチケット代で割れば算出出来ますね。

総支出183,800円÷2,000円=91.9。

つまり今回の仮定のライブで92人呼べなければ赤字になる計算です。

現実は上手く行きません

この計算だと月に4回ライブをやれば、そこら辺の新卒よりは稼げそうなもんです。

ただ現実はそう簡単に行かないものでした、そもそも200人程度のキャパを埋める事が出来るバンドが果たしてどれだけ居るか。

また月に4回ライブを行って毎回200人埋めるとなると、ファンは1,000人を余裕で超える勢いで居ないと正直無理です。

なのでこの仮定で計算したとしても現実には赤字を垂れ流すバンドばっかり、と言うのが実情なんですね。

運良く1公演で黒字化出来ても、ほとんどはその収益で他の公演の赤字を補填するような状況じゃないでしょうか。

バンドの現実ってのは皆さんが思っている以上に厳しいものです。

まとめ

バンドって儲からない、なんて考えはズレてます。

正確に言うとバンドって損する、の方が正しいぐらい。

もちろん一旦火がついてメジャーデビューし順調にCD販売が好調であればびっくりするぐらいの収入になります。

ただそれはほんの一握り。みんなその針の穴より小さい可能性を求めて頑張っている訳ですね。

もし自分がちょっと良いなと思っているバンドが初ワンマンするぜ!ってなったら重い腰をあげて「お、頑張ってるね!」とライブハウスで応援して貰えると僕も嬉しいです笑。