IoT機器を多くリリースしているTP-Link社の製品をスマートフォンアプリ、Kasaで設定する手順をまとめて行きたいと思います!
Kasaは設定する事でTP-Link社製品のスマホコントロールが可能になり、更にAmazon Alexa等のスマートスピーカーと連携させることも可能になるので使いこなすには必須のアプリになります。
通常アプリインストールから設定まで5~10分あればできてしまうので手順に沿って設定していきましょう!
Kasa設定手順
今回はiPhoneを使用しての手順紹介になりますが、基本的な流れはAndroidも同一です。
iOSとAndroidで若干表記やレイアウトが異なる部分はありますが適宜読み替えて設定して下さい!
なお設定手順としてTP-Link社製スマートコンセント、HS105を使用しておりますがスマートライト等も同様の手順で追加できます。
同じくKasaアプリで使えるKL130も以下の記事で詳しく解説しています。
初期設定
手順は非常に簡単です。
- Step.1専用アプリのインストール
HS105はKasaという専用アプリで遠隔コントロールを可能にします。
KasaはiOS/Androidで利用が可能で、インストール/利用共にもちろん完全無料です。
Kasa Smart
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- Step.2アカウント作成・ログイン
TP-Link IDを作成する為、アカウントを作成をタップします。
メールアドレスとパスワードを入力し、アカウントを作成をタップします。
すぐに登録メールアドレス宛にアクティベートメールが送られてくるので、メール内の「クリックして登録を完了」にアクセスし認証を完了させます。
Kasaアプリに戻り、最下段の「既に認証されています」をタップすると登録完了です。
最後に位置情報を設定をして終了です。
この位置情報は後述する「日の出/日の入りで電源をオン/オフする」と言う動作に必要になります。
必要がない方は「今はやめておく」を選んでもOKです、僕は使用する為に設定しました。
機器登録
初期設定が終わったので次は機器登録をして行きたいと思います!
大まかな手順としてはアプリ側で操作をし、指示に従って製品をセット。
今回はHS105を接続していくので壁面コンセントに差し込みをしますが、スマートライトの場合電球ソケットへの差し込み等をする形になります。
- Step.1端末を追加
アプリの端末タブ右上にある+マークをタップして接続したHS105を接続して行きます。
今回接続するのはスマートプラグになるので、スマートプラグをタップします。
スマートプラグにも色々種類がありますが、今回はHS105をタップします。
実際にはご自身が接続したい機器を選択して下さい。
利用規約が表示されるので問題無ければ「同意します」をタップします。
- Step.2Wi-Fi接続
アプリの画面に表示された指示通りHS105を差し込んで入れば本体右上のランプがオレンジと青に点滅していると思うので、次へ進みます。
接続しているスマートフォン本体のWi-FiをHS105に接続するため、設定画面からWi-Fi接続の画面に切り替えます。
接続するとアプリから接続が完了した旨が表示されるので、再度アプリに戻ります。
どのWi-Fiに接続するか選択する画面になるので、ご自宅のWi-Fiネットワークに接続します。
ちなみにHS105は2.4GHzのみ対応していて、5GHz帯のWi-Fiネットワークは利用できません。
もしこれからWi-Fiルーターを買い換える方は2.4GHzもしくはIEEE802.11 b/g/nに未対応だと利用できないので注意して下さい(大半のWi-Fiルーターは2.4GHz帯に対応しているので大丈夫だと思います)。
- Step.3端末に名前をつける
接続が完了するとHS105本体に認識しやすい個別の名前をつける事ができます。
HS105が複数台自宅で使う場合、同じ名前だとどれがどこのコンセントに刺さってるか分からなくなってしまうので分かりやすい名前をつけておきましょう!
例えば「リビングスタンドライト」や、「寝室間接照明」みたいに分かりやすい名前が良いですね。
ちなみにここでつけた名称は後述するスマートスピーカー経由で操作する場合呼ぶ名称になるので言いやすい名前の方が良いです。
好きな人の名前を設定して呼びかけるようにできるっちゃできますが、後で虚しさがこみ上げてくる事請け合いなのであんまりオススメはしません、できますけど・・・笑。
最後にその端末が何に繋がっているのか分かりやすいアイコンをつけて設定が全て完了です!
以上で初期設定、接続が完了しました!
Kasaでできること
KasaではTP-Link社製品のコントロールを基本的にこのアプリのみで完結する事ができます。
- 電源のオン/オフ
- (スマートライトの)明るさ、色調等のコントロール
- シーン操作
- 電源オン/オフのスケジュール化
- タイマーによる電源のオン/オフ
- 稼働時間の確認
このような操作が全てアプリ1つで完結できます。
特に僕はシーン操作によって、日の出と共にスタンドライトをオフにし、日没と共にスタンドライトをオンにするという操作を自動化しています。
これによって日中明かりが不要な時は消し、暗くなってきたら自動点灯という方法でかなり快適に使用しています。
シーン機能による自動化
先述した日の出/日没による操作はシーン機能で実現ができます。
このシーン機能の日の出/日没時刻はアプリ設定時の位置情報に基づいているので、位置情報を使わない設定にした場合は使用できません。
また日の出/日没時刻は数分のタイムラグがある事がありますので、厳密に秒単位で時刻通りに作動する訳ではありませんので注意して下さい(もちろん1~2分程度の差しかありませんので僕は全く気になりません)。
電源オン/オフの自動化
これは主にお勤めしている方に便利なんですが、毎朝起きる時刻が決まっている方はその時刻になると自動的にライトを点灯し目覚まし代わりに使う事が可能です。
もちろん曜日も決められるので、土日だけは点灯しないという使い方もOK。
タイマー機能による電源のオン/オフ
実はこれ結構使えて、料理してる時生地を○○分寝かせてとかあるじゃないですか、特にパンとか笑。
カップラーメンとかもそうですよね、お湯入れて3分とか5分とか。
で、うちは小さい子供がいるのでお昼寝中だと極力音を出したく無いんです。
iPhoneのSiriやAmazon Alexaに「○○分後に教えて」とか言うと音声で言ってくれるんですが、これだと子供が起きちゃって中々不便だし、かと言ってその時間を気にしながら時計とにらめっこというのも時間がもったいない。
そこで、アプリ上で○○分後に点灯、という形にしておけば大きな音が出る事無くライトが点灯して教えてくれるという仕組みで使っています。
TP-Link社製のスマートコンセント、HS105は作動する時にカチッと言う音がするんですが、さすがにその程度の音量で子供が起きる事は無いので非常に便利。
小さいお子さんがいるご家庭には特に重宝する機能だと思います!
稼働時間の確認
これは言っちゃなんですがぶっちゃけあんまり使わないです・・・笑。
というのも確認出来るのが今日・過去7日・過去30日間の3種類。
累計の電気代とか出してくれるなら非常に有用だと思うんですが、ただ稼働時間を確認出来るだけなので見ても何の意味も無いですね・・・笑。
おまけ機能ぐらいに考えておいて良いと思います。
スマートスピーカー(Amazon Alexa/Google Home等)の連携
これはKasa単体では無いんですが、アレクサやGoogle HomeからKasaを経由する事でTP-Link社製品をスマートスピーカーで音声コントロール出来るようになります。
例えば「アレクサ、リビングのフロアランプオンにして」のような感じですね。
特にスマートコンセントは基本的に電源のオン/オフがメインになるので、音声コントロールができるようになるとKasaアプリを開く必要もなくなります笑。
ただしスマートライトの色調変化がそうなんですが、数千万色ある中からニュアンスが微妙な色(黄色よりの赤とか)の表現ができません。
「アレクサ、スタンドライトを赤にして」のような色調変更ならできますが微妙な表現の色を求める場合にはKasaからの操作が必要になります。
とは言え日常使うような電源のオン/オフやタイマー機能なんかは音声操作が可能なので、Kasaを使っている方は是非ともスマートスピーカーを導入して頂きたいと思います!
我が家ではEcho DotとEcho Spot、Echo Show 5を使っています。
画面があるかないかの違いなので、音声コントロールをしたいだけなら安価なEcho Dotの方が良いですね!
僕は画面が必要ない寝室でEcho Dotを、Echo Spotはニュースを聞いてると聞き逃しが心配なリビングや書斎で使用しています。
ちなみにEcho Spotは完売、今後はEcho DotかEcho Showがメインになっていくと思います!
Kasaを使って快適IoTライフを送ろう!
TP-Link社製品でIoT(スマートホーム)化する上で必須なKasaの設定・使い方は非常に簡単です。
インストール・利用共に無料なので、是非導入して使いこなして下さい!
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