今やすっかり名前が知れ渡った仮想通貨。
仮想通貨銘柄の価格も一昔前に比べたら少し落ち着いた印象がありますが、仮想通貨投資はまだまだ活発。
特に国内最大手のbitFlyerは使いやすさはもちろん安全性確保にも力を入れており、とてもおすすめできる取引所の一つです。
bitFlyerとは?
bitFlyerは日本国内の企業で、株式会社bitFlyerが運営しているビットコイン取引所です。
2016年7月に発表された仮想通貨取引所ビジネスの市場規模調査で国内No.1の取引量を誇り、リクルートやUFJ、SBIのグループ企業が株主として存在しているとても規模の大きい会社ですね。
大手の企業が株式出資をしているというユーザーとしての安心感は非常に大きなものです。
ビットコイン自体は2009年から始まっているとはいえ正直まだまだ整備が完全にされてるとは言い辛い(少なくとも日本国内に関して)ですし、新興サービスに対しての投資を出資各社が行ってるとはいえ衰退した場合の撤退は当然企業なので早いものです。
そういう意味では今後多分無いとは思いますが万が一ビットコインそのものが普及しきれなかった場合、資金力が無い取引所から徐々に閉鎖に追い込まれる事でしょう。
そういう観点からはあくまで個人的な感想ですが、日本で一番安全なビットコイン取引所だと思います。
3大取引所で唯一流出事故を起こしていない
かつてbitFlyer、Coincheck、Zaifの3社が日本の3大仮想通貨取引所と呼ばれました。
しかし後者2社は残念ながら仮想通貨流出事故を起こしてしまいましたが、唯一bitFlyerだけは流出事故を起こしていません。
日頃からきちんとセキュリティ意識を持っていて運営されている点はユーザーとして最大の安心点です。
もちろんCoincheckやZaifの仮想通貨流出があって業界全体のセキュリティ意識が上がったからという理由もあるよ!
でもやっぱり”未だ破られていない”点は非常に安心感があるね。
財務省の認可
2017年後半から仮想通貨はメディアの報道等もあり一気に知名度が向上しました。
また金融庁によるホワイトリスト方式の仮想通貨取引所登録がスタートし、bitFlyerは2018年の今日まで正式な仮想通貨取引所(関東財務局長第00003号)として認可を得て運営されています。
有象無象あった仮想通貨取引所も今は厳格な金融庁の審査を認可したサービスしか許されていません。
bitFlyerはこの点でも安心できます。
bitFlyerの特徴
bitFlyerは日本を代表する仮想通貨取引所の一つで、ビットコインを始めとする以下の仮想通貨を取り扱っています。
- ビットコイン(Bitcoin/BTC)
- イーサリアム(Ethereum/ETH)
- イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)
- ライトコイン(Litecoin/LTC)
- ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)
- モナコイン(Monacoin/MONA)
- リスク(Lisk/LSK)
- リップル(Ripple/XRP)
タレントを起用した積極的なCM展開を行ったりスーパーやコンビニ等小売店に設置されているPOSレジにビットコイン支払い機能を提供する提携を行ったりと、日本の仮想通貨普及に最も貢献している取引所だと思います。
しかも2017年11月28日にはアメリカでのサービスも開始。
日本初の企業が国際的な発展を遂げており、日本人としてはやっぱり国産取引所を応援したいなーと思いますよね笑。
bitFlyer口座開設方法
それでは実際にbitFlyerの口座を開設して行きましょう。
もちろん口座開設、口座維持に手数料等の費用は一切掛かりません。口座を開設して持っているだけの状態でお金がかかる事はありませんのでご安心下さい!
まずはbitFlyerのWebサイトのアクセスします。
- Step.1メールアドレスの入力
まずはメールアドレスを入力し、無料でアカウント作成を選択。
この時環境によってもう一度メールアドレスの入力とGoogle認証を行う必要があります(ロボットではないにチェックを入れればOK)。
無事入力が完了すると確認メールが送信されます。
このメールに英数字のキーワードが記載されているのでコピーして、キーワード欄に入力して次へ進みます。
- Step.2パスワード設定
次にパスワード設定を行います。
パスワードは9文字以上が必須で、よく使われるもの(例:1234、1980のような年号に合致するもの、その他パスワードで良く使われるワード)はどれだけ入力しても1文字とし認識されてしまいます。
おすすめはiPhoneのSafariやGoogle Chrome等のブラウザ搭載のパスワード自動生成機能。
パスワード自体はブラウザに保存されるので安全です。
仮想通貨はお金そのもの、安易なパスワードは避けなるべく複雑なパスワードを設定する事が好ましいです。
- Step.3同意事項確認
各種規約等の確認を行います。
特に仮想通貨はまだまだ法整備がリアルタイムで進んでいたり、各仮想通貨取引所も日々安全の為に取り組んでいるところです。
必ず確認を行い、自分がどのような条件で口座を使うのか明確にしておきましょう。
- Step.42段階認証設定
最後に2段階認証の設定を行います。
2段階認証はID・パスワードの他にもう一つ認証要素を設ける事でセキュリティを格段に向上できる手段です。
メールやSMSは通信を盗聴された場合不正ログインを許してしまう可能性が0ではありません、可能な限り認証アプリを使うを選択しましょう。
2段階認証については「Google Authenticatorで2段階認証を導入!不正アクセスを可能な限り遮断」も合わせてお読みください。
- Finish登録完了
2段階認証の設定まで完了するとこんなポップアップが表示され、無事登録完了です!
これで登録はできましたが、実際に全ての機能を利用するために必要な情報の入力と本人確認を行う必要があります。
これはマネーロンダリングや不正利用防止の観点から非常に重要な手順ですが、1度行えば基本的に以降必要無いので一緒にやっておきましょう!
本人確認は投資ではどこでも行う必須の作業!後々だとめんどうになってしまうので、一緒にやっておこう!
「取引時確認の入力をはじめる」から次へ進みます。
bitFlyerの本人情報登録
まずは口座開設者の情報入力を行います。
後ほど本人確認書類の提出を行いますが、ここに登録する情報は本人確認書類と同一の正しい情報が必須です。
- Step.1本人情報登録
まずは名前等の基本的な情報の入力を行います。
- Step.2住所
住所の入力は注意して頂きたい部分で、基本的には本人確認書類記載の内容をそのまま入力します。
マンション名等の建物名も可能な限り正確に入力しましょう、誤っていると再度入力を求められる事があります。
- Step.3電話番号
電話番号は携帯、固定どちらか1つ入力すればOK。
特に電話が掛かってくる事も無いのでどちらでもOKです。
- Step.4入力内容確認
最後に入力内容を確認して完了です。
もし間違いがあれば訂正して正しい情報を入力しましょう。
bitFlyerの取引目的の設定
続いて取引目的等の確認を行います。
- Step.1外国な重要な公人
まずは99.9%の人には無関係な外国公人か否かの項目です笑。
万が一該当する場合は問い合わせフォームから申告が必要ですが、僕含めほとんどの方はチェックをつけて次へ進めばOKです。
- Step.2職業
続いて職業を選択します、該当するものを入力しましょう。
- Step.3財務情報
投資にあたって年収や金融資産、投資目的や経験を回答します。
あまりに低いとサービス制限の可能性がありますが、嘘を付くメリットは一切無いので正直に申告しましょう。
- Step.4登録の経緯
どのような媒体でbitFlyerに登録するに至ったかを選択します。
例えば当ブログをご覧になって登録した場合、「ブログ・SNS」を選択すればOKです。
- Step.5内部者登録
仮想通貨発行者並びに関係者、及び仮想通貨取引所の関係者か否かの選択を行います。
これもほとんどの人が該当しないでしょう。
- Step.6入力内容確認
最後に入力内容の確認を行います。
本人確認資料の提出
最後に本人確認資料の提出を行います。
スマートフォンを使ったクイック本人確認とはがきを受け取る事で本人確認を完了する2種類があります。
おすすめは断然クイック本人確認、ただし運転免許証が必要です。
運転免許証を持っていない場合ははがき認証を選択、運転免許証を持っている場合はこのままクイック本人確認を行いましょう!
- Step.1クイック本人確認のURLをスマートフォンに送信
まずはスマートフォンでクイック本人確認を開くためのURLをメール送信します。
クイック本人確認を選択後、メール送信を選択して下さい。
- Step.2本人確認資料提出開始
まずはメール送信されたURLを開き、開いたページで注意事項を確認しチェックをした上次へ進みます。
お使いのスマートフォンの機種によってはカメラへのアクセス同意を求められるので、この場合使用を許可しましょう。
- Step.3表面の撮影
まずは免許証表面の撮影です。
撮影イメージの説明を見ながら同じように撮影していきましょう。
撮影後、数秒程度品質チェックが行われます。
こんな画面になればOK!
チェックを入れてOKボタンを押して提出します。
- Step.4表面を斜め上から撮影
続いてちょっと特殊なんですが、免許証を斜め上から撮影して厚さのチェックを行います。
これは他人の免許証を勝手にコピーして印刷しただけ、のような不正な口座開設を防ぐためですね。
こんな感じで撮影すればOK。
特に左利きの方は右手で持つと顔写真に手がかぶってしまう可能性があるので、多少不便でも左手で持つ事をおすすめします。
- Step.5裏面の撮影
今度は裏面、これは表面と同じやり方でOKです。
斜め上からの撮影も表面のみなので、普通に机において撮影すればOK。
これで裏面の提出も完了です。
- Step.6セルフィーの撮影
免許証提出者が本当に本人か確認を行う為自撮りを撮影します。
セルフィー撮影は外国の金融機関等で定番になっており、第三者が免許証を盗んだりして勝手に登録ができないようになっています。
帽子を被っていたりサングラス、マスク、カラコンは基本的にNGです。
- Step.7首振りの撮影
最後にちょっと面白いのがこれ、画面に表示された通りに首を動かすというものです。
恐らく写真や3Dプリンターで作った顔等では認証されないようなシステムでしょう。
結構シビアなので何度か失敗する事もありますが、合計3回連続してクリアできればOKです。
- Step.8提出完了
この画面が表示されれば全ての設定が完了しました、お疲れさまでした!
実際にはbitFlyer側で確認作業が入りますが、早ければ当日中に承認されます。
bitFlyerのアカウントクラス
bitFlyerには登録状況によってアカウントクラスと言うそのアカウントで何が出来るか、と言うレベルが設定されています。
登録直後がウォレットクラス、本人確認等の指定条件を満たせばトレードクラスに切り替わります。
ウォレットクラスではbitFlyerを経由して色んなサービスを利用する事でビットコインを貰う、いわゆるポイントサイトと同じような使い方しかできません。
仮想通貨を送る、受け取る、使う、日本円の入出金等一切行えないのでとても不便。
特段の理由がない限りウォレットクラスで使うメリットが一切無いので、必ず指定条件を満たしてトレードクラスにランクアップしましょう。
なおここまで一緒に口座開設を行なって来た方はbitFlyer側で承認されればトレードクラスになります。
bitFlyerに銀行口座を登録する
仮想通貨取引を行なったり誰かから仮想通貨を受け取って日本円にした場合等、出金する口座の登録を行なっておく必要があります。
承認まで数日掛かる事があるので、いざ出金したくなった時に登録すると待たされてしまいます。
最低1口座は登録しておく事をおすすめします!
今回はbitFlyerをはじめ多くの仮想通貨取引所が入金口座として採用されている住信SBIネット銀行を例に登録していきます。
- Step.1銀行名選択
まずは該当する銀行名を選択します。
主要銀行は一覧になっていますが、住信SBIネット銀行の場合は50音から「ス」をクリックし表示された銀行名欄の候補から選択します。
順に支店、口座種別、口座番号、姓名(カタカナ)と入力します。
- Step.2登録内容確認
次の画面で登録する銀行口座の情報が表示されます。
特に支店名や口座番号が間違っていないか良く確認し、問題が無ければ銀行口座情報を登録します。
銀行口座は住信SBIネット銀行がおすすめ
もしまだ持っていないなら、銀行口座は住信SBIネット銀行が最もおすすめです。
住信SBIネット銀行はbitFlyerだけでなくCoincheck等多くの仮想通貨取引所で入金用口座として用意されており、自分も住信SBIネット銀行なら手数料無料で原則即時反映されます。
もし仮想通貨で大きな利益が出た時は確定申告が必要になりますが、その際も仮想通貨専用口座にしておけば管理が非常に簡単。
仮想通貨取引を行うならは住信SBIネット銀行必須です。
そもそもネット銀行は手数料が割安な事が多いので、普通に日常で使うのにもおすすめ!
まとめ
ビットコインは様々な取引所があり、日本国内の会社だけではなく世界中の会社が取引所を開設しています。
もちろん日本人なら日本国内の口座のほうがスムーズですし、困った時も日本語でのサポートを受けられる点は非常に安心できますよね。
出金やビットコインの購入は必ず全ての登録を終える必要があります。
後々に伸ばしてしまうとめんどくさいので、一番最初にまとめてやってしまいましょう!
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