先日のBitZeny(ZNY)高騰で一気にマイニングを始める方が増えているようです。
先日以下の記事でマイニング方法の詳細手順を公開しました。
かなり多くの方に読んで頂いている記事で、僕自身にそんなに影響力は無いと思っていますが事実紹介したLA BitZeny Poolのワーカー数は、僕が始めた時は2,000人台でしたが執筆時時点で5,000を超える数となっております。
その結果、一つのプールにマイナーが殺到し効率が悪くなっている事態となっております。
そこで当記事では負担を分散し、特定のプールに偏らないように複数のプールを事前に登録し、その時点で最も良いプールを使用出来るように設定して行きたいと思います。
ちなみに2021年時点でLA BitZeny Poolは消滅しております・・・。
BitZenyプール
現時点でBitZenyプールは複数あります。
特段どこが良いと言う優劣をつけるのが目的ではありません。
現状僕が確認出来ているプールは以下の通りです。
- zeny MDpool(new)
- うさぎコイン発掘所
- とある鯖管理人が運営するBitzeny採掘所(とさか採掘所)
- BitZeny Mining Pool – 大人の自由研究
なお、各プールの登録方法等はほぼ同じだと思って貰って間違いありませんので、下記の記事を参考にして頂ければと思います。
BitZenyプールの現状
ここで紹介する内容は2017年時点の内容です。
現在は過剰なマイナーの偏りはありません。
先述した通り、現在BitZenyの一部プールで急激なトラフィック増加の影響を受けており、各プール運営者の方々も分散して欲しい旨のコメントを発しておられます。
現状のトラフィック状況は下記のURLでご確認頂けます。
▶ BitZenyMiningPoolInformation
こちらはBitZeny Mining Pool – 大人の自由研究を運営されているUkkeyHG(@UkkeyHG)さんが公開して下さった各プールのトラフィックの状態です。
こちらは執筆時(2017/12/9)のトラフィック状況ですが、LA BitZeny Poolのそれはもうなんというかヤバいの一言ですね・・・笑。
みんなが一つのプールに大挙する事はサーバー的にも全く非効率なので、それぞれ分散される事をオススメします!
複数プールの使い分け方
それでは、実際に複数のプールを使い分けて見ましょう。
先述した各プールでメンバー登録を行い、
- ID発行
- 自動出金の設定
- ワーカー登録
以上が完了しているものとします。
皆さん最初に登録を行ったプール用に.bat(バッチファイル)を作成されていると思いますが、それをプール毎に追加で作成して行きます。
僕は最初LA BitZeny Poolで登録を行いました。
最初でしたのでLA BitZeny Pool用の.batファイルはstart.batと名前を付けましたが、分かりやすくstart-LA.batに変更しました。
続いて、下記に一覧で表示しますのでご自身が登録されたプールの情報を使い.batファイルを作成して下さい。
ファイル名は
start-プール名.batにすると分かりやすいと思います。
僕はこんな感じで作りました。
最初はプール名だけにしようと思ったんですが、そうすると各.batファイルがフォルダ内でバラバラになってしまうので頭にstartと付けてどこに起動用の.batファイルがあるか分かりやすくしたかっただけですので、特段ファイル名は自分が分かればなんでも良いです笑。
各プール情報を一覧表示していますが、採掘難易度によってポート分けしてあるプールに関しては採掘難易度を別途記述しております。
ご自身の環境に合わせてポート部分を適宜入力して下さい。
zeny MDpool(new)
.batファイル内容
minerd.exe -a yescrypt -o stratum+tcp://mining-zeny.mdpool.info:xxxx -u ユーザーID.user -p password
xxxx部分は4桁の数字で、採掘難易度に応じたポート番号(4桁の数字)が入ります。
通常3014推奨、高スペックCPUの場合3114推奨です。
採掘難易度
ポート番号 | diff変動幅 | 初期diff | 値 |
---|---|---|---|
6960 | 0.8-2.0 | 1 | stratum+tcp://mining-zeny.mdpool.info:6960 |
6961 | 1-16 | 1 | stratum+tcp://mining-zeny.mdpool.info:6961 |
6962 | 8-512 | 16 | stratum+tcp://mining-zeny.mdpool.info:6962 |
6969 | 0.4-1.0 | 0.4 | stratum+tcp://mining-zeny.mdpool.info:6969 |
うさぎコイン発掘所
.batファイルの内容
minerd.exe -a yescrypt -o stratum+tcp://bitzeny.bunnymining.work:xxxxx -u ユーザーID.user -p password
採掘難易度
ポート番号 | 初期diff | 値 |
---|---|---|
19332 | 0.1 | stratum+tcp://bitzeny.bunnymining.work:19332 |
19333 | 1 | stratum+tcp://bitzeny.bunnymining.work:19333 |
19334 | 2 | stratum+tcp://bitzeny.bunnymining.work:19334 |
とある鯖管理人が運営するBitzeny採掘所(とさか採掘所)
▶ とある鯖管理人が運営するBitzeny採掘所(とさか採掘所)
.batファイルの内容
minerd.exe -a yescrypt -o stratum+tcp://pool1.znymining.net:xxxxx -u ユーザーID.user -p password
採掘難易度
ポート番号 | 初期diff | 値 |
---|---|---|
19665 | 0.1 | stratum+tcp://pool1.znymining.net:19665 |
19666 | 0.5 | stratum+tcp://pool1.znymining.net:19666 |
19667 | 1 | stratum+tcp://pool1.znymining.net:19667 |
BitZeny Mining Pool – 大人の自由研究
▶ BitZeny Mining Pool – 大人の自由研究
.batファイルの内容
minerd.exe -a yescrypt -o stratum+tcp://ukkey3.space:xxxx -u ユーザーID.user -p password
採掘難易度
ポート番号 | 初期diff | 値 |
---|---|---|
3333 | 0.5 | stratum+tcp://ukkey3.space:3333 |
3334 | 3 | stratum+tcp://ukkey3.space:3334 |
事前準備をしておけばいつでもプール切り替えが可能!
これで複数のプールの準備が出来たと思います、後はお好きなプールで採掘して頂ければ良いです。
先述した各プールの混雑状況等を参考に、その時に最も効率が良さそうなプールを探してそのプール用の.batファイルを起動させればOK!
全てのプールに登録しても良いですし、2~3個のプールを使い分けてもOKですが事前に準備をしておけば一々都度登録作業をする手間が省けます。
BitZenyは各コミュニティでもそうですが、日本人同士のコミュニティを中心に成り立っている仮想通貨です。
僕達マイナーも負担分散をして協力しあって行きたいですね!
コメント
Multiple pools:
cgminer -o ttp://pool1:port -u pool1username -p pool1password -o ttp://pool2:port -u pool2usernmae -p pool2password
minerdでcgminerみたいなプール自動切り替えできないんかい?
>>tetestさん
はじめまして、コメントありがとうございます!
今回ですが、そもそもサーバー側の状態云々よりも負荷状況を目で見て実際にマイナーの皆様に混雑状況を意識して頂く目的で記事を作成したので、自動切り替えについては一切考慮検討しておりません。
実際に負荷が最も強かったプールサーバーはマイニングが出来ている状態、その他の負荷が一見低いプールではマイニング出来ないと言う状態も多く散見されましたので・・・
主目的がプール負荷分散、敷いてはマイナーの皆様への提案が主目的であった事、ご理解頂けると大変嬉しいです!